"Breathe Beneath the Sun" 永武幹子
永武幹子の新しいトリオでの2作めがリリースされました。
この作品の直後に初のソロアルバムがリリースされてます。
"Solo" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BB7CYBB2/ )
リリースのタイミングが合うのか、レコーディングづくと立て続けにレコーディングを行うからか..。
前作も、デュオ作とトリオ作の2枚が立て続けにリリースされてました。
"Into The Forest" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481521244.html )
"Jabuticaba" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481276617.html )
それ以前のリーダー作は、前のトリオでの自主制作でのリリースだけでした。
"Collection 1" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64599079.html )
今回は、Owl Wing Recordの荒武さんからお誘いがあってのリリースらしいです。
メンバーはレギュラートリオに、峰さん林さんが1曲ずつ客演しています。
永武幹子(P)、織原良次(B)、吉良創太(Ds)
峰厚介(Ts:8)、林栄一(As:9)
演奏曲は以下の通り、すべて永武さんのオリジナルです。
01 Introduction -Breathe Beneath the Sun-
02 Not Even Heaven Knows
03 Lucky You!
04 Just Like He Sings
05 Clover 9
06 手織り機
07 Say No More
08 I'll Send You Good Vibes
09 猫飼いのバラッド
10 Get Ready to Say Goodbye
1曲めがソロで奏でられるピアノの左手の低音が良く効いたサウンド
2曲めからトリオでの演奏。
ここからは、織原のメロディアスなベースに低音は任せて、高めな音域での演奏が中心となる。
永武の持ち味であるしっかりしたタッチのアグレッシブなピアノもしつかり健在、4曲めのバラードの表現も味わい深くて良い
5曲めでは、ピアノとベースのユニゾンが格好良い。ベーシストが織原ゆえのアレンジでしょう、続く6曲めの流麗なペースソロも素晴らしい
吉良のしなやかでありながらドライブ感のあるそれでいて一筋縄ではいかないドラムもこのトリオの演奏になくてはならない存在感を発揮している。7曲めのドラムソロが格好良い
8曲めが峰が客演したバラード、9曲めは林が客演したバラード。いずれも、しっとりとしていながらあしっかりとした演奏を楽しませてくれる
ベストは2曲めにしましょう
"Breathe Beneath the Sun" 永武幹子 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0B3LJYXR8/ )
この記事へのコメント