"Code Of Being" James Brandon Lewis

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James Brandon Lewisの2021年のアルバム。
この後紹介予定の"Jesup Wagon" (https://www.amazon.co.jp/dp/B08ZPWTXX4/ )というアルバムが、DownBeat誌の2021年のAlbum of The Year の1位になってるのを教えてもらいまして、こりゃ凄いってんで、いくつかのアルバムを聴かせてもらい、いくつかのアルバムを購入しています。

紹介予定の近作のリリース順ですが、たぶん"Jesup Wagon"、"Resilient Vessels Live at The Cell"、"Code Of Being"、"MSM Molecular Systematic Music - Live"で、このすべてを紹介できる見込みです。
 "Resilient Vessels Live at The Cell" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/493406937.html )
 "Molecular Systematic Music: Live" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/497151504.html )
 
James Brandon Lewis盤ですが、リリース数が多いのもあって個人的に真っ先に買う感じではないのですが、新譜会にはしばしば持ち込まれ大半が気になった盤として印を入れてます。(この"Code Of Being"も気になった盤に入ってた)
過去には、下記2枚を紹介しています。

メンツはワンホーンカルテット編成の4人。
James Brandon Lewis(Ts)、Aruan Ortiz(P)、Brad Jones(B)、Chad Taylor(Ds)

演奏曲は以下の通り。すべてメンバーオリジナルだと思います(未確認)
1 Resonance
2 Archimedean
3 Every Atom Glows
4 Per 4
5 Code of Being
6 Where Is Hella
7 Per 5
8 Tessera

マイナー調のちょっともの悲しいくらいの雰囲気の曲ではあるが、そういう要素は曲調だけ。
これをゴリッとしたベース、重厚に響くドラム、スピリチュアルな演奏が印象的なピアノ、そして野太いサックスで、ヘビーなサウンドに仕立て上げている。
テーマこそストレートにマイナー調の雰囲気を出して演奏しているが、そこから繊細さなんてどこ吹く風な、ところどころでフリーな展開なんかも挟みながら重厚ハードな演奏が繰り広げられていく。
マイナー調をハードに仕上げるという一筋縄ではいかない、ちょっと凝ったコンセプトで作り上げられているが、聴き応えもある良い演奏に仕上がっていると思う。

ベストは5曲め

"Code Of Being" James Brandon Lewis (https://www.amazon.co.jp/dp/B09BYDSV2V/ )

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