"Higher Intelligence" David Byant

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David Bryantというと、Marcus Strickland盤(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60952619.html )、Jeremy Pelt盤(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62476876.html )に名前があるように、NYで活躍しているピアニストという認識でしたが、先日紹介の西藤のアルバム(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/492298997.html )に入っていました。
本作も、日本で活動しているベースのMarty Holoubekと石若駿とのピアノトリオということで、活動拠点を日本に移したんでしょう。
ライブ告知を眺めると、いろんな人とのライブが組まれているので順調に活動をしているように見えます。
ライナーをみるとこれが初リーダー作になるんだそうです。

本作のメンツは、なかでも良い演奏ができるということなんでしょう。
David Bryant(P)、Marty Holoubek(B)、石若駿(Ds)

演奏曲は以下の通りの8曲、最後の2曲が他人の曲を演奏しているようです。
1 Pinot & Imo
2 A Callous Disregard
3 Avitas
4 'Nita'
5 Bey's Bounce
6 Higher Intelligence
7 Sweet & Lovely
8 Murray's Step's

真骨頂は、速い曲のアグレッシブな演奏にあると思う。
が、
巧みさ匠さは、スローな曲のほうにあるような印象
全体に音数は多めで、石若のドラムはもとより、Marty Holoubekのベースも興にのると音数が増えてくる感じか。
David Bryantのピアノは、程よい強さのタッチでエモーショナルに弾くスタイルだが、
とくにソロ(7曲めは完全ピアノソロ)ではフレーズが速くなって音数が増えてくる。
個人的に、
おかず的なところでの音使いが好きな感じの振る舞いで、実は結構気に入ってます
音のバランスからして、リズムの2人をより聴いてほしいんだろうなドラムいう意図はそこはかとなく感じられる

ベストは8曲めにします

"Higher Intelligence" David Byant (https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6PHTC6W/ )

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