"Live in Kyoto" 山田貴子&類家心平

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類家心平の入ったデュオ作で、これは聴かせてもらっています。
これまで、類家のアルバムは多く聴いていて、最近の紹介文は以下の通り。

本作は、信州JAZZ民(https://sj-min.com/)という集団が作成しているもので、京都でのライブとのこと。
これはたしか、大友さんのラジオで紹介されていたと教えてもらった記憶があります。

メンツは以下の通り。
ピアノの山田さんは初聴きの方でした。
山田貴子(P)、類家心平(Tp)

演奏曲は、Paul Motian, Victor Young, Tommy Wolf, Keith Jarrett, Antonio Carlos Jobim, 山田貴子, George Gershwinで全部で7曲。
1.Blue Midnight
2.Stella by Starlight
3.Ballad of the Sad Young Men
4.Spiral Dance
5.Luiza
6.Hasu-蓮-
7.I loves you porgy

ほっこりとするような曲調のピアノのイントロから、類家特有のちょっと掠れたトランペットが乗っかってくる。
癒しというか、気持ちを緩やかにさせるようなというか、そんな雰囲気が前面に出てきてはいるが、その内にはしっかりとした芯のあることを感じさせ、そんなところが一筋縄ではいかせないサウンドとして聴き応えに繋がっている。
多くの曲はそんな感じで、ゆったり聴かせるが気骨を感じさせる演奏で、それを十二分に堪能すればそれで満足度は充分満たされる。
それに加え、2曲めの冒頭の類家のアバンギャルドな演奏だったり、4曲めの後半のようにテンポ感がはっきりした曲が紛れてて、これが良いアクセントになっている。
文章を書くのに何回か聴いていますが、シンプルな楽器構成ですが、毎回最後まで飽きずにしっかりたっぷり堪能してました。

ベストは6曲めにしましょう。

"Live in Kyoto" 山田貴子&類家心平 (https://sj-min.com/cd/ )

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