Resonance” Megumi Yonezawa

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米澤恵実さんのアルバムは、2016年の初リーダー作は聴いています。
このアルバムは2022年5月にリリースされた3枚めのリーダー作だが、発売当時は縁がなく見逃し。
その後、聴かせていただく機会を得まして、この紹介に至ってます。

メンツは、米澤さんに、Mike McGuirk, Mark Ferberのトリオ。
Mike McGuirkは初聴きの人のようです。
Megumi Yonezawa(P)、Mike McGuirk(B)、Mark Ferber(Ds)

演奏曲は、米澤のオリジナルが6曲に、John Coltrane(6), Johnny Green(7), Cole Porter(8), Arthur Altman(10)で全部で10曲
01.Before the Wind
02.The Radiance
03.It’s All That Matters
04.Valley In the Deep Sea
05.Lone Winds Blow
06.Countdown
07.Body and Soul
08.Everything I Love
09.Yet Again At Will
10.All Or Nothing At All

女性らしい繊細さのあるピアノが、おおらかでエレガントな雰囲気を作り出す。
基本的には、4ビート多めの王道ジャズ的ではあるが、そんな演奏が続くかと思っていると、中ほどでは、少しシリアスな雰囲気が勝った演奏が入ってきて侮れない。
4曲めとか、このアルバの中ではかなりとんがった部類の演奏になると思う。
ダイナミックで創造的な演奏を繰り広げるドラムと、こちらも一筋縄ではいかないような演奏を聴かせるベースとがこのピアノトリオを牽引して、全体に躍動感を上げる効果を出していると思われる。
たぶん、ピアノもこのサウンドに引っ張られて、弾き方が変化している部分もあると思う。

ベストは、8曲めにしましょう。

Resonance” Megumi Yonezawa (https://www.amazon.co.jp/dp/B09Y26KXPP/ )

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