"In-between Flow" Maik Krahl
Maik Krahlというトランぺッターのリーダー作ですが、これはKurt Rosenwinkelの参加を見つけて買いを決めたもの。
全面参加かと思って買ったのですが、実際は3曲だけでの参加でした..。
Maik Krahlは、1991年生らしいので、まだ若手に近いと言えると思いますが、これが3枚めのリーダー作なんだそうです。
ドイツ生まれとのことなので、他のメンツもドイツの人なんでしょう。
少し調べたら、いずれのメンツも初聴きの人たちでした。
Maik Krahl(Tp)、Constantin Krahmer(P)、Jakob Kuhnemann(B)、Fabian Rosch(Ds)
Kurt Rosenwinkel(G:2,4,7)
演奏曲は、すべてMaik Krahlのオリジナル。
1.Cologne 4 AM (07:28)
2.Slosetta (07:01)
3.Drizzle Counter (06:35)
4.No Claim Claim (07:03)
5.Reconstruction of a Dream (07:09)
6.Vinaceous Clouds (07:53)
7.Ms Ludgate (04:39)
8.Flawless Sunday (07:04)
しなやか美麗系の曲調に、Maik Krahlのエッジの取れた音色がマッチして心地良い。
少し掠れた音色がアーバンだったりダークだったりな雰囲気を醸しだす。
Constantin Krahmerのピアノは、フロントを立ててあまり派手な立ち回りをする感じではないが、痒い所に手が届くような演奏で好サポートをみせる。
後半はエレピの出番が増えてくる。
ベースもドラムもそうでしゃばらずに、曲調にあった雰囲気作りに専念しているような演奏。
3曲でお目当てのKurt Rosenwinkelが客演しているが、しなやかな曲に乗っかったしなやかなソロといった感じでいつもながらに格好良い。
2曲めでは手癖的フレーズを多用して、実に気持ちよさそうに弾いているのが清々しい
つられて、Maik Krahlも同じフレーズで追従する場面も。
4曲め後半の間にカートのリフを挟む、Maik Krahl と Kurt Rosenwinkelのユニゾンも相当格好良い
7曲めは、さらっとした短めのソロだけど、演ってることはなんだかエグい。
ベストは、あえてKurt Rosenwinkelをはずして、3曲めししましょう。
"In-between Flow" Maik Krahl (https://www.amazon.co.jp/dp/B0B4JNSBYC/ )
この記事へのコメント