"Finding Light" Jeff Denson
Jeff Densonのリーダー作を聴くのはこれが2枚めで、前作も同じメンツの作品でした。
"Between Two Worlds" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/472853032.html )
Romain Pilonのリーダー作も1枚聴いてまして、こちらはMatt Brewer, Colin Stranahanとのギタートリオ
こちらのメンツは以下のとおり。最近Brian Bladeの登場頻度も高い気がします。
Jeff Denson(B)、Romain Pilon(G)、Brian Blade(Ds)
演奏曲は、Jeff Denson 6 曲(1.2.4.5.6.7)、Romain Pilon 4曲(3,8,9,10)の全10曲となっているが、この辺は前作の5曲ずつの自作曲と同じような比率を保っているんでしょう。
1.Daily Jubilee of Dancing Herbie D.
2.Finding Light
3.This Way Cooky
4.A Moment in Time
5.Wishing Well
6.The Tipster
7.Terre Intro
8.Terre
9.Espoir
10.Sixto
変拍子を含むが、ロックぽさも感じられるようなコンテンポラリ系を中心としたサウンド。
シンプルに軽やかなドラムが、ベースのヘヴィな低音を際立たせているような印象。
もっとも、ブレイドのドラムはシンプルながらツボを抑えたドラミングで、これはもう巧みの職人技であるのは間違いのないところ。
ベースは、低音の魅力を強く発揮するタイプでゴリッとしたサウンドが心地良い。
リーダーなので音量も贔屓めなところもあるような気がするようなしないような…。
そんなベース、ドラムの織りなす磐石強烈なリズムが鳴り響くなか、Romain Pilonのギターが気持ちよさそうに浮遊、滑空をするようにギターをのせてくる
この塩梅がなんとも心地良く、何度聴いても飽きさせないクオリティの演奏を楽しませてくれる
7曲めが低音ゴリゴリ迫力あるベースソロで圧巻、聴き応え充分。
ベストは1曲めでしょう
"Finding Light" Jeff Denson (https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6CXDTDH/ )
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