"Play Favorites" Aubrey Johnson, Randy Ingram

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Lyle Maysの姪にあたる Aubrey Johnson の2枚めのリーダーアルバムです。
前作は

当初、買わなくても良いかな...くらいのつもりでいたのですが、アルバムリリースに前後して来日してまして、そのライブ自体は行ってませんが、ネット上での評判がすこぶる良くて、興味をそそられ購入したものです。

メンツは、来日時と同様の下記2名。
Aubrey Johnson(Vo)、Randy Ingram(P)

演奏曲は、スタンダード、Joni Mitchell、Lyle Mays、Billy Irish などを取り上げている。
1. My Future
2. If Ever I Would Leave You
3. Prelude
4. If I Should Lose You
5. Conversation
6. Olha Maria
7. Didn’t We
8. Chovendo Na Roseira
9. Quem E Voce
10. I’ll Remember April
11. Born To Be Blue
12. Bons Amigos
13. My Ideal

そもそもジャズボーカルに関して、いろいろ言えるほどの立場ではないことを前提にしての紹介ということで、そこはご容赦いただくところで(定形文)
Aubrey Johnsonの声音は個人的に好きな部類であることは前作の紹介文でも書いている通り。
ここでは、伴奏楽器を限定することで、ほぼ自身の歌唱能力だけで勝負をかけてきていると言えると思われる。
歌唱の力に加えて、選曲(または作曲)の力も問われるところだと思うが充分にその力量を出してきていると感じられる。
Randy Ingramのピアノがこれまた秀逸で、Aubrey Johnsonの歌を優しく包み込むような、タッチは柔らかめで優しさを感じさせる演奏。
そう技巧を凝らした感じではないのだが、まるで延々とソロでの演奏をしていると感じられるくらい、創造性のあるフレーズを繰り出し続けるようで、ピアノを中心に聴いていても充分満足できるような感じ。
前述のとおり、このリリースに合わせて来日公演を行っていたが、巷の反響がとても良かったとおりに、素晴らしいライブだったんだろうなと..。

ベストは、9曲め

"Play Favorites" Aubrey Johnson, Randy Ingram (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQ22YTMH/ )

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