"Live From The Archives: Bootleg" Brian Blade Fellowship Band

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Brian Blade Fellowship Bandのライブ音源で、これは、蔵出しライブ音源。

Fellowship Bandの正式リリースは以下の通りで、初作が1998年で最近作が2017年と長きにわたって活動しています。
 "Fellowship"
このライブは、2000年6月にWashington D.C.でおこなわれたもので、"Perceptual"リリース直後にあたるもの。

メンツは、この頃の固定メンバーで良いと思います。しっかりKurt Rosenwinkelも入っています。
Brian Blade(Ds)、Jon Cowherd(P)、Christopher Thomas(B)、Kurt Rosenwinkel(G)、Melvin Butler(Ts)、Myron Walden(As)

演奏曲も、"Perceptual"に収録されているものが中心で、Return of the Prodigal Sonは次作"Season of Changes"に入る新曲という扱いだったと思います。
1.Announcements and Introduction
2.The Fall of Summer
3.Perceptual
4.Improvisation #1
5.Variations of a Bloodline
6.Improvisation #2
7.Patron Saint of Girls
8.Improvisation #3
9.Introduction to Return of the Prodigal Son
10.Return of the Prodigal Son
11.Steadfast

前半の曲は、テンポ速めの曲というのもあって、アグレッシブなドラムの熱い演奏が支配的な感じ
ソロは、サックスもピアノも、いずれも時間をたっぷりととっているのはライフならではというところ。
個人的に気になってしまうところではあるが、Kurt Rosenwinkelのバッキングでど派手なフレーズをぶち込んでくるのが圧巻なら、個性爆裂なフレーズを駆使して暴れ回るソロもいずれも圧巻。
こういう演奏をしてくれるのが、なんとも満足度が高い。
Myron Waldenのアルトサックスが、とくにソロの後半になるとかなり絶叫系になってきていて、この絶叫をどう捉えるかで評価が変わってきそう
こんな目立つソロイストに比べると、ピアノのJon Cowherdのソロはあまり派手な感じではないが、そんな渋めのサウンドがときには逆にクールに感じられる場面も。
8曲め9曲めはほぼピアノソロの曲。
音は、公式なライブ音源ではないので、客席録音のような、食器の音とか観客の話し声が聞こえたりとかブートレグ並みではあるが、それが臨場感にも繋がっている。

ベストは5曲め

"Live From The Archives: Bootleg" Brian Blade Fellowship Band (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BH4CMB8G/ )

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