"Lost In Time Live At Smalls" David Liebman
Dave Liebmanのリーダー作を買うのは、2007年の"Dream of Nite" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a50806895.html )以来のようで、全然良い聴き手ではありません。
本作は、最近話題のTyshawn Soreyが、御大Dave Liebmanのもとでどんなドラムを聴かせているのかという興味から買いを決めています。
Tyshawn Soreyは、最近リーダー作(https://www.amazon.com/dp/B0BFL6WZBZ/ )が出てるんですが、これは値段見て躊躇していますw
所有している近作は、Vijay Iyerの2021年の"UnEasy"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/482070327.html )があります。
メンツは、Jon Irabagonとかと演ってたPeter Evans、Wayne Shorterの最新アルバムに入ってたLeo Genovese、Fred HerschトリオのJohn Hebertといった面々が並び、凄腕の面々といった様相。
Dave Liebman(Ss)、Peter Evans(Tp)、Leo Genovese(P)、John Hebert(B)、Tyshawn Sorey(Ds)
演奏曲はタイトルを見れば全部インプロであることがうかがえる。
1.The Beginning
2.The Middle
3.The End
冒頭こそ2管による掛け合いだが、以降は、トランペットソロとピアノトリオが対峙するような展開が続くような印象
目当ての、Tyshawn Soreyのドラムは、奔放に暴れるように叩きまくっているが、全体から浮くようなことはなく、演奏を鼓舞していく。
捉えどころがない感じでありながら、聴き応えはあるようなドラミングで、やっぱり大したもんだと思う
ピアノのLeo Genoveseは、大半がアクセントになるようなコード弾きに終始。
これがフロントのアドリブを際立たせる良いバッキングを担っており、時間をとったソロではアグレッシブに聴かせる。
全体にフリージャズの様相で難易度も高い方になると思うが、聴き応えもかなりあると感じられた。
3曲なのでベストは決めません
"Lost In Time Live At Smalls" David Liebman (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQ7LGFLB/ )
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