Temp(20230408)

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昨年リリースされたCDは、2022年のベスト3に選ばせてもらいました。
12月にライブがありそちらもしっかり堪能しています。
今回もしっかり参戦させていただきました。

左端手前に、加藤のギター、その後ろに定位置から引っ張り出されたピアノ。ピアノの定位置ちょっと手前にベースという配置は前回同様。
Tempのメンツは以下の通り
伊地知大輔(B)、魚返明未(P)、加藤一平(G)

冒頭、後にあったMCで南博さんの曲であることが知れたが、大半がフリーインプロ的なスピリチュアルな要素を含んだヘヴィな演奏で、ちょっとおぉぉっとなった。
以降は、アルバム収録曲を含む伊地知オリジナルが大半を占めていたと記憶。
魚返組んの美麗でありながらテンション高めのピアノと、伊地知君の盤石なベースによるけん引のなか、加藤が美麗なところから過激なエフェクトをぶちかましていく。
今回とくに加藤が冴えている印象で、テーマ演奏から美麗なところはしっかり抑えて、エフェクトをかけるとその掛け方がいつもより過激かつ多彩に感じられた。
そんなテンション高めのエフェクトなサウンドからテーマに戻るところで、一気にテンションを戻す、そのギャップも尋常でない
伊地知君が笑って聴いていたのが印象的
伊地知君の磐石なベースに完全に寄りかかって、行くとこは行くよ!的なアプローチがたまらなくおもしろい
さらに、ピアノとギターの掛け合いが繊細でありながら楽しい

定刻を5分も過ぎたところで開演、1stセットは1時間を微妙に切るくらい、 2ndセットは定刻5分前開演で、ほぼ50分と言ったところだったか。

その後のアンコールは、途中のMCで、魚返君が南博原作の映画の音楽を担当する告知があり、そんな話題の流れから、「あの曲」の話題(音源を準備してたが不採用になった?)になってその曲がリクエストされ、リクエスト通りにその曲が演奏された!
魚返君のピアノに伊地知君がアルコでバッキングをつけていくが、途中の展開が変わるところで、あぁこういう流れかと確認しながらのバッキングがちょっと微笑ましい。

終演後、前回は話に混ぜてもらいましたが、今回は遠めに聞くともなく聞きながら残りのお酒を呑んで辞してきました。
前回は、Andrew Hillは凄いという話だったが、今回はRandy Westonは良いという話題だったか。
次回は7月に決まったようです。

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