"Levity" Albert Vila
Albert Vilaのリーダー作を聴くのは、2016年紹介の下記以来
"THE UNQUIET SKY" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63683518.html )
このときは、Aaron Parksが入っている盤ということで購入に至っていますが、本作はソロなんですがなんか聴いてみようと思った次第。
Albert Vilaはスペイン出身のギタリストでリーダーアルバムは"THE UNQUIET SKY"のあと出していて、都合7枚が本人のhpには並んでいる。
ちょっと調べた感じでは、本作が初のソロアルバムのよう。
メンツは、そういうわけでAlbert Vilaだけ
Albert Vila(G)
演奏曲は、Beatles, Antonio Carlos Jobim, J.M.Cano, George Shearing, Bob Marley, Matt Dennis, Nick Drakeと並び、最後の曲がAlbert Vilaのオリジナルで全部で8曲。
1. Eleanor Rigby
2. a Felicidade
3. Hijo de la Luna
4. Lullaby of Birdland
5. Redemption Song
6. Everything Happens to Me
7. River Man
8. Levity
昨今の奏者は相当の技術を持っているのが前提なんだろうけど、それにしても主旋律、低音部、伴奏と、腕が3本あるかのような演奏が繰り広げられ、どれだけ上手いんだと思わせる。
とくに低音が豊かに響くところが非常に気持ち良い。
ちょっとテクニカルで、他の曲のフレーズを微妙に混ぜるような感じが特徴的か。
ギター1本のシンプルなサウンドではあるが、伴奏部での和音の音使いが巧みでジャジーなサウンドが醸し出される
何度か聴いているとメセニーのソロギターに近い音使いを想起させるところも。
そして、選曲がBeatles,Antonio Carlos Jobimからスタンダードと耳馴染みの良い曲が並び、テンポもゆったりめではあるが程よくノリの良さが感じられるところも好印象
ベストは1曲めでしょう
"Levity" Albert Vila (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BPPSVG85/ )
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