"Eye Of I" James Brandon Lewis
James Brandon Lewisの2021年のアルバム"Jesup Wagon"が、DownBeat誌の2021年のAlbum of The Year の1位になってるのを教えてもらいまして、こりゃ凄いってんで、いくつかのアルバムを聴かせてもらい、いくつかのアルバムを購入しています。
紹介した近作のリリース順ですが、たぶん"Jesup Wagon"、"Resilient Vessels Live at The Cell"、"Code Of Being"、"MSM Molecular Systematic Music - Live"で、このすべてを紹介しています。
"Code Of Being" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/492979725.html )
"Jesup Wagon" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/493244690.html )
"Resilient Vessels Live at The Cell" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/493406937.html )
"Molecular Systematic Music: Live" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/497151504.html )
本作はそんな熱気が収まってきているところで、もう1枚!と購入したもの。
このあとは買う頻度はグッと下がる予定です。
メンツは、チェロを入れたトリオに、トランペットが2曲客演。
最後の曲はThe Messtheticsをゲストに迎えた全く別のセッションでの演奏のようです。
James Brandon Lewis(Ts)、Chris Hoffman(Cello)、Max Jaffe(Ds)
Krk Knufke(Tp:2,10)、
Shahzad Ismaily(Moog:11)、Anthony Pirog(G:11)、Joe Lally(B:11)、Brendan Canty(Ds:11)
演奏曲は、James Brandon Lewisのオリジナルが9曲、Donny Hathaway Cecil Taylor各1曲で全部で11曲。
1.Foreground
2.Someday We'll All Be Free
3.The Blues Still Blossoms
4.Middle Ground
5.Eye of I
6.Within You Are Answers
7.Womb Water
8.Background
9.Send Seraphic Beings
10.Even the Sparrow
11.Fear Not (Feat. the Messthetics)
ミニマルとかフリーとかの要素を感じさせるが、全体に程度の差こそあれリズム感は感じられる。
たぶんだが根底にはプログレッシブロックが内在しているような気がしているのだが、実際のところはどうなんでしょう。
メンツの基本の3人のうち、主役以外のChris Hoffman、Max Jaffeは上述の楽器以外も少し駆使しているよう。
Chris Hoffmanはベースでなくチェロでクレジットされているが、たぶん電気処理された音も含めて、ベースパート主体に低音感を強く出しているんだと思うがこれがまたおもしろい。
サウンドの雰囲気が大きく変わるのがトランペットが客演する 2曲めと、百花繚乱的な11曲めになると思うが、演奏の圧力とか迫力とか結局のところJames Brandon Lewisの骨太なサックスに尽きるような感じか
ベストは一番プログレぽい11曲めにします
"Eye Of I" James Brandon Lewis (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BJ8WXLTS/ )
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