"At First Light" Ralph Towner

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御年83となるRalph Townerの新作がリリースされました。
過去作は下記3枚を紹介していますが、所有しているかというと...。
本作もそういうわけで、聴かせてもらっています。
ECMレーベルの古老であり、根強いファンも多くいるRalph Townerでありますが、自身あまりECMレーベルに固執しているわけでもないので。。、まぁそんなもんです。

前作"My Foolish Heart"では12弦ギターも使っていたようですが、本作は6弦のクラシックギターだけを使っているようです。
Ralph Towner(G)

演奏曲は以下のとおり。Ralph Townerのオリジナルが8曲、スタンダードが3曲という構成。
1.Flow
2.Strait
3.Make Someone Happy
4.Ubi Sunt
5.Guitarra Picante
6.At First Light
7.Danny Boy
8.Fat Foot
9.Argentinian Nights
10.Little Old Lady
11.Empty Stage

全体に美しい旋律を持った、クラシックテイストを強めに感じさせるゆったりめの曲が並ぶ。
この演奏の聴きどころは、曲の美しさというより、なによりもかによりも、Ralph Townerの奏でるギターのサウンドに酔いしれる事に尽きるでしょう。
はっきりとした運指で美しさのなかに力強さと意志の強さのようなものを程よく感じさせるようなテイスト。
うっとりと聴かせるというよりは少しの緊張感をもって聴くような感じか。
響きがとてもきれいに録れているので、ギターの奏でるさまざまな音をあますことなく聴くのが楽しい

ベストは8曲めに

"At First Light" Ralph Towner (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BT54YT4W/ )

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