"総総" CRCK/LCKS
CRCK/LCKSは、Saxの小西がリーダーの敏腕ジャズミュージシャンが集まって結成したポップバンドという紹介で良いと思います。
CRCK/LCKSのアルバムはこれまでに5作リリースされていてその紹介文は以下の通り。
あらためてアルバム発表年を確認したら、もう7年くらいの活動歴になっていることを認識し、ちょっと驚いた。
"CRCK/LCKS" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63750539.html ) 2016
"Lighter" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64210000.html ) 2017
"Double Rift" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64572120.html ) 2018
"Temporary" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/472752629.html ) 2019
"Temporary vol.2" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473385838.html ) 2020
"Rise in the East (Digest ver.)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/492782602.html ) 2022
メンツも、ちょっといろいろあったにせよほぼ不変(ベースだけ変わった)で、コンスタントにライブも行っているのは大したもんだと思う。皆さんそれぞれに忙しいとは思うのだが..。
小田朋美(Vo,Key)、小西遼(Sax)、井上銘(G)、越智俊介(B)、石若駿(Ds)
演奏曲は、小田と石若が曲を持ち寄り、詩は小田がすべて書いている。4曲めはインスト。
01. 低空
02. AfterImages
03. Wellmade
04. Time capsule
05. Stay
06. Hideaway
過去作と比較した上での、それでも漠然とした印象としてではあるが、ポップな感じは残しつつひと癖あるような、
もともと独特な雰囲気を感じさせる曲が多かったとは思うが、本作はさらに一筋縄では聴けないような曲が多いような印象。
ちょっと聴く人を選別するような、あるいは聴く耳のギアを入れ替える術を求めるような、さらっと聴いてその良さを感じられるというには、これまで以上にクセのある作品になってきているように感じるが、気のせいかもしれない。。。
ためしにと、過去曲もまとめてランダム再生にして並列的に聴いてても、実は如実な違和感は感じないので、バンドとしての作風(ベクトル)に大きな変化があったというより、バンドが進化している部分のとくに機微なところに過敏に反応しているような気はしている。
相変わらず詩の内容はあえて意識して聴いていないので、そこの言及はありません。
ベストは 2曲めになるんでしょう
"総総" CRCK/LCKS (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BW2KJJBJ/ )
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