"Poem" 若井優也
若井優也のリーダー作を聴くのはこれが2作めです。
前作の紹介は、
前作と本作の間にソロ作"Images" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00EUDHNGC/ )が出ていたようですがこれはスルーしてました。
他の参加作を、自blog内で探すと井上銘のリーダー作が出てきます。
本作も、前作と同じメンツによるトリオ作で、このベースドラムのコンビは、魚返明未のトリオと同じです。
若井優也(P)、楠井五月(B)、石若 駿(Ds)
演奏曲は、若井が4曲、楠井が1曲、石若が3曲のオリジナルを持ち寄っていて、全部で8曲。
1.前夜祭
2.White Out
3.New Waltz
4.Interlude~Poem#1
5.Poem#2
6.Waltz#11
7.Sansevieria
8.In Love in the Rain
きれいな音色で美旋律系のフレーズを紡ぐようピアノに程よく凝った音使いによる攻めたフレーズを混ぜ込んでくるような演奏スタイルで、このサウンドになんだか引き込まれる。
さらに楠井のベースが、こちらはよく歌う系の主張のあるフレーズを、ゴリッとした音色と相まって聴かせており、このピアノとベースの相乗効果におもしろさがあるような感じ
石若は、石若としてはおとなしめのドラミングな気はするが、自由度は高いが曲調に合ったドラミングは相変わらず見事としか言いようがない。
4曲めがピアノソロでのしっとりとした演奏で、タイトルの通り良い中間奏になっていて地味に良い演奏だったりする
総じて若井のピアニズムに沿いながら3者の個性がしっかりと感じられるピアノトリオ作品に仕上がっている
ベストは6曲めにしましょう
"Poem" 若井優也 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZBNT3FN/ )
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