"In What Direction Are You Headed?" Joe Farnsworth

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Joe Farnsworthというと、ステージにジャケットを着て立つようなスタイルのジャズを演る人という先入観なんですが、自blogを漁ったところ、リーダー作は1つも出てこなかったので、ちょっと驚きました。
別に嫌っているわけではないんで、??と思ってリーダー作がいかほどリリースされているか確認したところ、それでも7~8枚は出ているようでした。
よっぽど縁がなかったということなんでしょう。
ついでに参加作を確認したところ、最近作では、Jim Snideroの"Far Far Away" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/498924702.html )がありました。
ここで共演していたのが、本作で共演するきっかけになっているような気がする、本作のメンツは以下の通り。

上述の印象(ジャケットを着て..)からすると、Immanuel Wilkins、Kurt Rosenwinkelを連れてきているのはちょっと驚き。
こうなるとどんなサウンドが鳴り響くのかが興味津々ってところで、こりゃ買わねばなるまいになるわけです。
Joe Farnsworth(Ds)、Immanuel Wilkins(As)、Kurt Rosenwinkel(G)、Julius
Rodriguez(P,Fender Rhodes)、Robert Hurst(B)

演奏曲は、Joe Farnsworth, Immanuel Wilkins, Julius Rodriguezが各1曲
Kurt Rosenwinkelが3曲のオリジナルと、メンツでないHarold Mabern, Donny Hathawayが各1曲で全部で8曲。
1. Terra Nova
2. Filters
3. In What Direction Are You Headed?
4. Composition 4
5. Anyone But You
6. Safe Corners
7. Bobby No Bags
8. Someday We'll All Be Free

Joe Farnsworthが、Immanuel Wilkins、Kurt Rosenwinkelを連れてきて、こんな作品を作るというのは想像できず、正直ちょっと驚いた。
さすがにこれだけのメンツを揃えただけあって、気合いの入ったしっかりと聴き応えのある作品に仕上がっている。
2曲め中程のギターとサックスの掛け合いのスリリングな展開とか、7曲めのがっつりな4ビートにがっつりと対峙するImmanuel Wilkinsのソロと続くKurt Rosenwinkelのソロとか、いずれも見事で素晴らしい。
さすがにこのフロントだと、Julius Rodriguezのピアノの存在感は薄めって感じになってしまうのは仕方のないところだと思う。
よく聴いてるとバッキングではあるが良い演奏をしているのがわかるのだが。
とくにRhodesを弾いている3曲めでのソロはなかなかな演奏を披露しているが、続くImmanuel Wilkinsのサックスがフリークトーンを織り込んだ気合いの演奏、さらに続くKurt Rosenwinkelのギターソロの破壊力が尋常でないと…
8曲めのアコピソロも(以下同文
それだけ、Immanuel Wilkins、Kurt Rosenwinkelの演奏が凄いことと、この両者の演奏を堪能できることで充分満足できる作品であるのは間違いないところでしょう。

ベストは5曲めにします。

"In What Direction Are You Headed?" Joe Farnsworth (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXQ2C6CQ/ )

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