"Sources & Angles" Dan Waldman
Dan Waldmanというイギリスのギタリストのリーダー作で、2020年にリリースされたもの。
このあともう1枚リーダー作がリリースされているよう。
メンツにWill Vinsonが入っているところが気になるってことで、これは聴かせてもらってます。
他のメンツですがDan Waldmanは初聴き、Kassa Overallも初聴き。
Ryan BergがStacy Dillardのアルバムに名前があるのを見つけました。
"Good & Bad Memories" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60405825.html )
というピアノレスのカルテット
Will Vinson(Sax)、Kassa Overall(Ds)、Ryan Berg(B)、Dan Waldman(G)
演奏曲はすべてDan Waldmanのオリジナルで良いと思います。未確認ですが..。
1 Back By Due Regards
2 End of Winter
3 Bowery & Patternation
4 Life Imitates Art
5 Planet Vulcan
6 Folk Song
7 Beginning
ギタートリオをバックにフロントのWill Vinsonが、朗々と気持ちよく抜群のサックスを鳴り響かせる。
曲調としては、4ビート8ビートのコンテンポラリ系で、ちょっとルーズな雰囲気を持ったもの。
フロントのサックスソロのあとは、たいがいギターのソロ。
Will Vinsonのソロのバックでも存在感を見せるが、ソロでは軽くディストーションとリパーヴをかけ音色でも存在感を出してくる。
ドラムはアルバム全体のルーズな雰囲気に加担しており、ベースがしなやかさを持ち込んでいる。
この両者のバランスとかコンビネーションもなかなか見事。
最後の曲がフェードインから始まるのが特徴的。
たぶんセッション的に演奏を録音していたら、後半からすこぶる良い演奏になっていったんで採用ということだったんではないかと推測。
他にもフェードアウトで終わる曲もあったような..。
ベストは7曲めです。
"Sources & Angles" Dan Waldman (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BYGLM87N )
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