"SF Jazz 2014" Herbie Hancock

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SF JAZZというと、SF JAZZ COLLECTIVEというシリーズもの?で、えらく値段の高いアルバムがいくつも出ているという印象で、初期作は買ってますが、その後は手を出していません。
そもそもSF JAZZがなにかも良く判ってないので、ちょっと調べてみたら。。
 SFJAZZがサンフランシスコジャズフェスティバルのプレゼンターで、
 そのSFJAZZが立ち上げた西海岸の非営利ジャズ機関がSFJAZZ Collective
ということのよう。

そのSFJAZZ(Fes)の2014年のときにHerbie Hancockが出演した記録が、Bootlegで出ているのを中古で見つけて買い込んできたというのが本作ということになります。
中古盤をつらつら眺めていたら、このメンツの豪華さ、有名曲揃いの選曲につられて買い込んできたもの

メンツは以下のとおり、なんの説明もいらないでしょう。
Herbie Hancock(P,Key)、Lionel Loueke(G)、Marcus Miller(B)、Vinnie Colaiuta(Ds)、Zakir Hussain(Tabla)

演奏曲は以下のとおり。こちらも特に説明は不要でしょう。
Disk1
1.Intro
2.Actual Proof
3.Band Introduction
4.Water Melon Man, Seven Teens
Disk2
1.Lionel Loueke Solo
2.Lionel & Zakia Duo
3.Flying, Cantaloupe Island
4.Rock It
5.Chameleon

Disk1のTr.1, Tr.2がバンド紹介の語りなので、Disk1は都合 2曲と言うことになる。
Actual Proofはドラムから始まって徐々に楽器が増えていく盛り上げ系オープニングだが、テーマに来てもそう盛り上がらないw
Disk2の冒頭2トラックは、Lionel Louekeをフィーチャーしたもの。
Lionel Loueke Soloは完全にアフリカンなボイスによるソロ。ギターは一切弾いてないはず。
続くLionel & Zakia Duoもタブラが入ったアフリカンテイストをたっぷり感じさせるサウンド。こちらは多少ギターも弾いていると思う。
しかしそれにしても、Actual Proof、Water Melon Man、Rock It(は短め)、Chameleonとはよくぞここまでヒット曲を並べたもんだと。
さらに、メンツもよくぞここまで揃えたもんだというメンツ。大したもんです。
その各人の演奏は、一流揃いのメンツなので、まるっきり問題なし。
多少粗さは感じられるものの、それがリハーサル少なめ、ノリで一気に畳み掛けるような演奏に拍車をかけているような感じで文句なし。
強いていうなら、全体的にちょっと前ノリ系のVinnie Colaiutaのドラムによるグルーヴ感が見事か。

ベストは、d1の 2曲めですかねぇ。

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