魚返明未 ソロ(20231118)
今回が自身の参戦としては2回めとなる魚返明未のピアノソロ。
前回の記録は以下のとおり。
"魚返明未 ソロ(20230318)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/498636480.html )
実際には、これが3 or 4回目になると思います。
18時開場直後についたら、すでに先客がいらっしゃいましたが、そこからしばらく静かで、開演10分前くらいになって、ぞろぞろと来店されまして、最終的には10人を超えていたと思います。
魚返君は定刻ぎりぎりまで外出されてました。
舞台は、定番配置のピアノを左手前に移動したところ。
定刻を5分も過ぎたところで、そろそろとピアノの前に向かい、最初に来場のお礼を含めたMCから。
魚返のピアノは、旋律としてはうっとりするくらい非常に美しいものであるが、タッチがしっかりしている分、意志の強さというか、ある種の強さを垣間見せるもの。
フレーズも、スウィング感というよりは抽象感を前面に出しているようなちょっと難解な雰囲気を感じる場面も。
そんな演奏なので、前回は全身を使いまくっての演奏という様相だったが、今回は、唸り声を発し、足を揺らす場面はあったものの、よりピアノ(白鍵と黒鍵)に対峙することに集中しているような印象。
たぶんだが、(素人なのであてずっぽう)要所にちょっとだけ普通と違う音を入れてくることで、独特の雰囲気を作り出し、それが個性的なサウンドに繋がっているんじゃないかと今回感じた。
おおよそ、次の1曲をエピソード含め紹介して演奏、連続して2曲演奏したところでMC。
その2曲の曲名を紹介をし次の1曲を紹介して演奏開始というペースで進行。
演奏した曲は、新曲を含めたオリジナルを中心としたもので、井上とのデュオ盤(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/487809305.html )から、もず, サイクリングロード、"はしごを抱きしめる"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64675267.html )からタイトル曲などを演奏していたか。
他は、Duke Ellingtonを多めに選んで弾いていたと思う。
1stセットが50分くらい、2ndセットはしっかり1時間。にアンコールにも応えてくれ、たっぷりと魚返ワールドを楽しませてもらいました。
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