"SYMBIOSIS" 竹内直, 市川秀男
竹内直は、自blogを漁るとスガダイローのアルバムに参加しているものがいくつか出てくる。
ライブは2011年に2回見ています。
"20110304" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60335620.html )
"20111113" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60945896.html )
しっかり名前を憶えているミュージシャンではありますが、思った以上に聴いていないなというのが正直な感想。
もう少しいろいろ聴いていると思ったのですが..。
市川秀男は、自blogでも全然ひっかからないし、リーダー作一覧を眺めてもほとんど見覚えがなく、見たことあるのは"明日への旅立ち" (https://www.amazon.co.jp/dp/B08PDK47G1/ )くらいか。(聴いたことはない)
そんな自分とは縁の少ない両名のデュオ作ですが、お店で聴いて良いなぁと思ったんでお借りしてきて聴かせてもらいました。
ということでメンツは
竹内直(Ts)、市川秀男(P)
演奏曲は、市川3曲、竹内が1曲ののオリジナル。Fred Hersch, John Coltrane, Michel Petruccianiにスタンダードで全部で9曲。
1.Symbiosis
2.Canzona
3.A Ripple
4.I'm glad there is you
5.7.08
6.Dear Lord
7.Perhelion
8.I wrote you a song
9.My one and only love / Guy B.Wood
市川の装飾感のあるエレガントとか煌びやかとかそんなイメージが湧いてくるような華麗なピアノ。
それに対する竹内のサブトーンもちょっと繰り出しつつ、色気を感じるくらい雰囲気をたっぷりと込めたサックス。
この両者が絡むことで、甘さはあれど粘度低めな独特のサウンドが醸し出され、須玉の美曲、美演奏を雰囲気たっぷりと楽しませてくれる。
後半は少しノリの良い演奏になりフリーフレーバーが入ってくるのは、ライブ収録に変わるからか。
7曲めがスピリチュアル系のバラード、8曲めがこのアルバムの中ではアップテンポの曲、9曲めのスタンダードとこのあたりが実に心地良い。
竹内の演奏もこっちのほうが快調な感じもするし、個人的にもこの後半の演奏のほうが好き。
ベストは8曲め
"SYMBIOSIS" 竹内直, 市川秀男 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB146LCD/ )
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