"Triple Play" Oz Noy
Oz Noyの新作です。直近の紹介が2023年7月なので1年に2枚のアルバムをリリースしたってことになります。
"Squeeze It" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/500054418.html )
これは、Ozone Squeezeの2作めという扱いだったという認識で、その前の作品もトリオ作だったので、最近はギタートリオの表現を追求しているんでしょう。
"Riverside" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/488609694.html )
本作はライブ収録で、内ジャケに no overdubs or added instrument となんの手も加えてないことが書かれています。
メンツは固定していないようで前作とは異なり、ここではDennis Chambersがいることが特筆。
Oz Noy(G)、Jimmy Haslip(B)、Dennis Chambers(Ds)
演奏曲は、Thelonius Monk(3), Charlie Parker(5)とOz Noyのオリジナルで全部で10曲
01.Zig Zag
02.Groovin' Grant
03.Bemsha Swing
04.Boom Boo Boom
05.Billie's Bounce
06.Snapdragon
07.Chocolate Souffle
08.Looni Tooni
09.Twice in a While
10.Twisted Blues
基本的には、いつものOz Noyのサウンドイメージで聴いていられる安心感のあるサウンド
ライブということで、全体的にテンション高い演奏が楽しめるところが、このアルバムの良いところ。
いかにもOz Noyという音色で、ちょっとうねるようなフレーズから速弾きからOz Noyらしい個性をたっぷりと感じることができるサウンドで弾きまくっている
それとなんといっても、Dennis Chambersのドラム。
バスドラを連打する重量感のある低音での重厚で迫力のあるサウンドを基調に、それでいてキレとドライブ感のあるドラミングは、なんだかんだでやっぱり凄い。
4曲めとか8曲めのソロというか一人舞台というか圧巻のドラミングを楽しめる
ベストは7曲めにしましょう
"Triple Play" Oz Noy (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHN3P2GS/ )
この記事へのコメント