渋谷毅, 早川岳晴 デュオ (20240112)
渋谷毅、早川岳晴のデュオはこれで3回めで過去の記録は以下のとおり。
(20230311) (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/498536044.html )
(20230908) (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/500678308.html )
前回(9月)は、事故直後ということでエレクトリックを弾いてらっしゃいましたが、今回はアコースティックに戻っています。
終演後、お加減をお聞きしたら「まだちょっと痛いけど、おおむね大丈夫」なんておっしゃってました(お大事にしてください)
18時15分頃にお店に着いたら、カウンターで早川さんは静かに譜面を眺めていました。
ピアノもベースもしっかりセッティング済みでしたが、渋谷さんは18時30分頃いらっしゃいました。
セッティングはこれまでと変わらず、ピアノを左手前に移動し、ベースは正面に立つような感じ。
定刻を10分も過ぎたところで演奏開始。
事前(直前と幕間)にいくつかの曲は準備していたようだが、それでもほとんど前打ち合わせはない模様
前の曲が終わったところで渋谷さんが少し考えて、早川さんにこんな曲と伝えて徐に演奏が始まるような進行
1st setで演奏したのは、即興のあと、Body & Soul, Stella by Starlight.. とスタンダードを立て続けに演奏。
テンポは若干早めに、跳ねるような感じのピアノでの演奏が楽しい。
Stella by Starlightと次の曲でベースソロが披露されたが、個人的にStella by Starlightでのソロが格好良くて、これが個人的にはかなり萌えた。
2nd setは、冒頭がピアノソロで立て続けに3曲。多分渋谷さんのオリジナル曲(曲名不明)を立て続けに演奏。
その後早川さんを呼んで通常の演奏へ。
こちらは、Calra Bley関連の曲が多めで、そこに即興と普段演奏しない曲を混ぜるような構成。
たしか、Jerome Kernの曲を「美しい曲は難しい」と語って..、これは初だったよう。
と、テンポ速めにノリよく演奏してたり普段演らない曲を演ったりと、渋谷さんの気分は相当良かったんじゃないかと推察する。
が、1st setは40分弱とちょっと短めに終了。2nd setは50分くらいに、長い拍手の後ではあったがアンコールにも応えてくれ、Calra Bleyの名曲Ida Lupinoを披露。
これも、ほとんど演奏していない曲とのことでした。
お客さんも15人くらいと最近では多め。濃密な時間をたっぷりと過ごすことができました。
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