"Inner Light" Mike Dirubbo
Mike DiRubboのリーダー作です。
過去に聴いた記憶がなかったのですが、自blogを検索したところ"Live at Smalls"シリーズにリーダー作があり、2018年に下記記事を出していました。
"Live at Smalls" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64597249.html)
他にリーダー作も参加作も自blogでは見つからず。
ということで本作は購入はしておらず、本作はありがたいことに聴かせていただいてます。
メンツは上記 smallsのライブ盤から、ベースのUgonna Okegwoが抜けてギターのAndrew Renfroeが入ったもので、ほぼレギュラーグループと言えそうな面々で、以下のとおり。
Mike DiRubbo(As)、Brian Charette(Org)、Andrew Renfroe(G)、Jongkuk Kim(Ds)
演奏曲は以下のとおり。作者は調べられませんでしたがたぶんすべてMike DiRubboのオリジナルでしょう。
1.JK in NYC
2.Scrollin’ and Trollin'
3.The Muse
4.Bethune Street
5.Love the Same
6.Inner Light
7.Brand New
8.Straight Street
9.The Moment Before Sunrise
10.Campania
11.Dearly Beloved
サックスとギターが、ユニゾンだったりアンサンブルだったりと絡むテーマから始まる4ビート8ビート多めのコンテンポラリなサウンド。
サックスの力強さを感じさせるサウンドの迫力が見事だが、全体に効いているのはオルガンのビャーっというサウンドか。
フロントに出てソロをとるような場面はあまりないにも関わらず、バッキングでの迫力あるサウンドを終始撒き散らしていくようなところが圧巻で、かなり印象に残る。
ノリの良い演奏だとギターが派手になりがち(偏見)だが、ここではエフェクト等もほぼ使わず、サックスと同程度のテンションでの演奏に終始しており、全体のバランス的にも良い塩梅。
そして味わいのあるソロもしっかりと聴かせる。
ドラムも程よくタイトなドラミングで全体の雰囲気を壊さずに煽ってくる。
ベストは8曲めにしましょう。
"Inner Light" Mike Dirubbo (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CMLWSNPN/ )
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