永武幹子ソロ 独壇場 (20240212)

20240212s.jpg
前回が昨年11月で、そのときはJaki Byard特集でした。
今回のライブの直前の2/3に山口真文とのデュオという気になる組み合わせがあったのだが、残念ながらこちらは都合がつかなかったためこの日のソロに赴いた次第。
18:40頃にお店に赴いたら、今回は2人めでしたが、さすがに他のお客さんの出足は遅いです。

ピアノの位置はいつも同様左側に引っ張り出してあって上蓋も少し開けてある。
定刻を5分も過ぎたところで、MCもなく演奏開始。
1曲が終わったところで、ちょろっとMCがあり、そこで今回は用意してきた曲を眺めたらピアニストのオリジナルだらけなので、そんな特集になるとのこと。

演奏は、全体におおらかさを感じさせるような演奏という印象。
タッチとしてはこれまで聴いてきた演奏に比してそう強く弾き倒すような感じではなく、その分ハネるような弾き方で躍動感を出しているような感じ。
音数も少ないわけではないが、これまでのこれでもかと猛烈に弾きまくるような場面はほぼなく..ガツんというインパクトの少なさが猛烈に弾きまくってないというイメージに繋がってたのかもしれないが..。
さらに、フリーな展開になるような場面もほぼ皆無で、そういう意味でも前のめりに一挙手一投足に目(耳)を凝らすというよりは、ゆったりと心地良く聴き惚れるような感じの演奏

お客さんが15人弱、アンコールも含めて約1時間の演奏をたっぷりと楽しませてもらいました。

最後に、セットリストを公開されていたので転記させていただきます。
Heartsong / Fred Hersch
Peace / H.Silver
Hallucinations / B.Powell
Family Suite -Gaeta, Garr, John Arthur / Jaki Byard
Little Niles / R.Weston
Melancholia / D.Ellington
European Episode / Jaki Byard
enc.) Let's Cool One / T.Monk

この記事へのコメント