"Learn to Live" John Escreet
John Escreetのアルバムは2023年の下記作で
"Seismic Shift" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/497605945.html )
その紹介文にも書いてありますが、その前作にあたる2019年の本作は入手できずに聴くのを諦めていたもの。
ところがネットをいろいろ漁っていたら(音質はさることながら)アルバム全部を聞くことができるのを発見したので、遅ればせながら聴きましたのでその紹介。
メンツは以下のとおりで、中堅どころの良い面々が揃っている。
John Escreet(P,Key)、Nicholas Payton(Tp)、Greg Osby(As)、Matt Brewer(B)、Eric Harland(Ds)、Justin Brown(Ds)
演奏曲の詳細は未調査だがJohn Escreetのオリジナルが大半を占めているんだと思います。
1. Opening
2. Broken Justice (Kalief)
3. Lady T's Vibe
4. Test Run
5. Learn to Live
6. A World Without Guns
7. Smokescreen
8. Global Citizen
9. Contradictions
10. Humanity Please
冒頭こそノリの良い明度の高い軽やかなサウンドで、アルバム全体がこういう作風かと予測するが、2曲めでいきなりカオスな展開になってビビる。
全体としても、一部わかりやすいサウンドが入るが、全体としてはツインドラムの乱打と電子音が暴れ回る難易度の高いサウンドってことになる。
6曲めがちょっとクセはあるがバラード調で、ここでホッと一息という感じ
John Escreetの硬質なピアノ、Nicholas Paytonの乾系のトランペットと相まって、そうでなくともなかなかハードだなと感じるところに、ツインドラムの乱打が相当な破壊力を発揮して支配的。
実際にはツインドラムは4曲(1,2,4,8)だけらしいが、それでもその存在感は絶大。
さらにハードな作風に拍車をかける。
ベストは8曲め
"Learn to Live" John Escreet (https://www.amazon.co.jp/dp/B07J3KHVLG/ )
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