"Days In The Desert" High Pulp
本作は、先日の2023年の年間ベスト大会(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/502185947.html )でかかった盤で、おもしろかったので聴くタイミングをうかがっていたもの。
ようやく聴くことができたので、紹介します。
High Pulpというユニットは2017年に結成されたようですが、これまでまるっきり引っかかってきませんでした。
本作はこのHigh Pulpが目当てというよりは、ゲストの豪華さに惹かれているようなところがあるのが正直なところ。
その豪華なゲストを含むメンツは以下のとおり。
High Pulp:
Bobby Granfelt(Ds)、Rob Homan(Kbd)、Antoine Martel(Kbd)、Andrew Morrill(As)、Victory Nguyen(Fl,Ts)、Scott Rixon(B)
Guest:
James Brandon Lewis(Ts:2)、Brandee Younger(Harp:3)、MonoNeon(B:4)、Jeff Parker(G:6)、Daedelus(Syn:8)、Kurt Rosenwinkel(G:9)、Telemakus(Syn:9)
演奏曲は下記10曲。
1.Slaw
2.Dirtmouth
3.Solanin
4.Never In My Short Sweet Life
5.Robert Pollard
6.Unified Dakotas
7.Fast Asleep
8.(If You Don't Leave) The City Will Kill You
9.Fatigue
10.Bad Infinity
シンセとシンセベースとが中心になって奏でられるちょっと緩めでちょっと複雑なリズムが基本。
そんなサウンドに身を委ねてゆったりと身体を揺らすと心地良さそうな音世界。
リズムの中にはギターもエレベも入っている。
サックスとかフルートがフロントに立つが主役はあくまでリズム陣というのが個人的見立て。
4曲めとかさまざまな音色が出ては消えとドラマチックな展開で、ちょっとラージアンサンブルを聴いているような気分になってくる。
後半(7,8,10)に、ドラムが小刻みに叩くノリの良い曲が増えてくるのが後半盛り上げ系ってことで、アルバムとしてはちょっと珍しい展開。
9曲めにKurt Rosenwinkelカートのクレジットがあるが、どれがKurt Rosenwinkelのギターか、はっきりとはよくわからなかったw
ベストは10曲めにしましょう
"Days In The Desert" High Pulp (https://www.amazon.co.jp/dp/B0C43XZ2T4/ )
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