"Solid Moments" Idle Hands

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Idle Handsは昨年夏に新作の存在を教えてもらい、慌てて買い込んできました。
前作にあたる"Solid Moments"を見つけられたのでその紹介です。
こちらは2020年にリリースされていたようです。
Idle Handsとしてのリリースは、この2作ですべてのようです。

メンツは、ギター、ヴィブラフォンの入ったセクステット編成。
サックスとドラムが次作から入れ替わることになる。
Will Bernard(G)、Behn Gillece(Vib)、Sam Dillon(Ts)、Art Hirahara(P)、Boris Kozlov(B)、Donald Edwards(Ds)

演奏曲は、Behn Gillece, Will Bernard, Boris Kozlov, Donald Edwardsが各2曲、Art Hirahara, Sam Dillonが各1曲のオリジナルに、Stevie Wonder, Freddie Hubbardで全部で12曲。
1. Barreling Through
2. Silver Bullet
3. Over The Fence
4. Snow Child
5. Event Horizon
6. Maxwell Street
7. You And I
8. The Move
9. Ashes
10. Dock’s House
11. Motion
12. Theme For Kareem

サックスで奏でられるテーマからヴィブラフォンのソロへと繋がる展開だったりヴィブラフォンがテーマを奏でたりと、アルバムを聴き始めた際の印象としてはヴィブラフォンが主体になる場面が多いような感じ。
その後のソロまわしは満遍なくギター、ピアノも存分に聴かせているから、取り立ててヴィブラフォンだけを前面に出しているってわけではなさそう。
冷静に聴けば、サックスソロのChris Potterばりにハードにごりごりなサウンドも充分な聴き応え。
ギターがサックスとのソリでのテーマから、いなたい系のソロを演奏する場面が多く、これがとっても良い味を出している。
全体に4ビート多めのノリの良い曲調が多く、聴いていて自然に体が動いていくような格好良い演奏が並んでいて満足度は高い。

ベストは5曲め

"Solid Moments" Idle Hands (https://www.amazon.co.jp/dp/B083LSFK29/ )

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