"The Third" Plastic Dogs

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小埜涼子さんは、約10年前に"ウンディーネ"というアルバムを教えてもらって、それに妙に惹かれたのが馴れ初め。
その後、全部ではないがなんか気になってということで数枚購入して聴いています。
過去の紹介は下記のとおり。

本作は、その小埜さんの「名古屋発プログレッシヴ・メタル・バンド」と紹介されている Plastic Dogsというユニットの3枚めのアルバム。
過去2作は聴けていないのですが、以下のとおり。

Plastic Dogsのメンバーは2ギター+ドラムという構成で以下のとおり。
小埜涼子(Sax)、武藤祐志(G)、林剛史(G)、上ヱ地宏太(Ds)

演奏曲はすべてこのバンドのオリジナルってことで良いと思います。
01. Savant
02. Axian
03. Taft
04. Kenthus
05. Unsolvenst
06. Frexivent Suite 1st Movement
07. Frexivent Suite 2nd Movement
08. Frexivent Suite 3rd Movement
09. Frexivent Suite 4th Movement
10. Prixiance
11. Swany
12. Ouija
13. Ivert (retake)

絶叫系の激しいサウンドのサックスにディストーションかけまくりのギターが重なるヘヴィでおどろおどろしいメタルサウンド
ベースは入らないがドスの効いた低音が怒涛に攻めてくるのは、ギターの1人が低音を担っているってことだと思う。
ドラムもタイトなサウンドをズドドドと容赦なく振りまいて、まぁもの凄いことになっている。
昨年(2023年)の国立音大の学祭で"Jazz Standard"とタイトルされたバンド演奏があって、スタンダードをパンク風に演奏していてぶっとんだが、このバンドなんかまさにこのPlastic Dogsの演奏に触発され、演奏する曲をJAZZのスタンダードに変えて登場したんじゃないかと勘繰るくらい。
6曲めからのFrexivent Suite と題された4曲は、240bpmくらいの超高速な曲で、曲冒頭の口頭でのカウント(ワンツースリーフォーを1秒で言い切る)からとんでもなく凄い(笑)

ベストは5曲めにします。

"The Third" Plastic Dogs (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSC1TDR2/ )

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