"Plot Armor" Taylor Eigsti
これまでTaylor Eigstiのリーダー作は聴いていませんでした。
ただし、Gretchen Parlato、Eric Harland、Kendrick Scott等々参加作は多数聴いているので、実際のところリーダー作を聴いてない実感はあまりありませんでした。
本作は、新譜情報をつらつら眺めているときに木になって、少し試聴した感じがとても良かったので買いを決めたもの。
とくに過去のリーダー作を聴いていないことは意識していませんでしたが、前述のとおり名前は憶えているくらいにはいろいろ聴いていたので、初めてのリーダー作購入という意識はありませんでした。
メンツは多彩な面々を曲によりとっかえひっかえしています。
Taylor Eigsti(P,Kbd)、Charles Altura(G)、Julian Lage(G:3,6)、Maya Kronfeld(Kbd:1,4,8,11)
David Ginyard(B)、Jules Levy(B:7)、Harish Raghavan(B:3,5,9,10,12)、Kendrick Scott(Ds:5,9,10,12)、Oscar Seaton Jr.(Ds:1,2,4,8,11)
Rebecca Kleinmann(Fl:2,3,4,7,8)、Ben Wendel(Ts,Ss:2,3,4,9,13)、Dayna Stephens(Ts:11)、Terence Blanchard(Tp:5)、
Stephanie Yu(Vln)、Corinne Sobolewski(Viola)、Mia Barcia-Colombo(Cello:1,2,4,7,8,9)、Benjamin von Gutzeit(Viola)
Becca Stevens(Vo:3)、Gretchen Parlato(Vo:3,9)、Lisa Fischer(Vo:6)
共作を含めてTaylor Eigstiのオリジナルが11曲、Richard Rogers(11), Jimmy Van Heusen(13)が各1曲で全部で13曲。
01.Let You Bee
02.Bucket of F’s
03.Look Around You
04.Plot Armor
05.Light Dream
06.Fire Within
07.The Rumor
08.Actually
09.Beyond The Blue
10.201918
11.Bewitched, Bothered and Bewildered
12.Bad Sport Lobby
13.Nancy With the Laughing Face
冒頭,イントロからギターが冴え冴えとしたサウンドを奏でる格好良いオープニング。
次の曲から、弦楽器のアンサンブル、管楽器のアンサンブル、女性ボーカルと曲ごとに多彩な音模様を見せる。
全体としてはロック色が強めに出ているような曲調と多いと聴いているが、ドラムが 淡々と刻むシンプルなリズムが印象的なのも作用していそう。
ギターは、Charles Alturaが大半の曲に入り、Julian Lageは2曲での客演となるがボーカルの入る曲なのでそう派手なふるまいはしていない。
派手なふるまいは、1曲めとか8曲めでのCharles Alturaが秀逸で存在感が際立っている。
Taylor Eigstiは、弦楽器が中心になる曲とか前面に立ってる感じのしない曲も存在するが、基本的には全編にわたってリリカルでありながらダイナミックな演奏を聴かせる。
ベストは11曲め
"Plot Armor" Taylor Eigsti (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQ29PVWQ/ )
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