"Live At Jamboree" Nicole Mccabe

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Nicole MccabeはLos Angelsで活動するサックス奏者で、これまでにFSNTで1枚リーダー作を出しているよう。
本作も同じFSNTからのリリースで、新譜情報を眺めてて見つけちょろっと試聴をしたらもしろそうかなと買いを決めたもの。

なので、メンツも知らない人だらけ。
念のためと自blogを検索したら、ベースのLogan KaneがDavid Binneyのアルバムに入っているのが見つかりました。
Nicole McCabe(As)、Iannis Obiols(P)、Logan Kane(B)、Ramon Prats(Ds)

演奏曲はスタンダードを中心としたものだが、Nicole McCabeのオリジナルが2曲(4,5)入る。
01.East of the Sun (and West of the Moon)
02.Stablemates
03.Stardust
04.Instinct
05.Finding Beauty in an Unexpected Place
06.I Mean You

演奏は、上述のとおり4ビートを中心としたスタンダードを多く選曲したもの。
それを正統なスタイルでしっかりと聴かせるが、正統なスタイルのなかで個性を見せる盤石な演奏が聴きどころといった様相。
少々訥々気味な気配も感じられるが、基本的には(微妙に粗い音を混ぜ込みながら)流暢なフレーズを奏でるNicole McCabeのサックス。
テーマは旋律がわかるが微妙に崩すように吹き切り、その雰囲気を湛えたソロを展開していくようなスタイル。
そこはかとなく凝ったテクニックを入れ込んでくるが、基本はキラキラとした美麗フレーズを奏でるIannis Obiolsのピアノ。
もしかしたら逆で、美麗フレーズを駆使した基本路線に、凝った和音使いを混ぜた、一筋縄ではいかないサウンドを目指しているのかも。
いずれにしても、時間はたっぷりともらってソロにバッキングに良いサウンドを聴かせ耳に残る。
サックス、ピアノが新しい才能なんでバッキングが盤石でないと立ち行かないところを、ベース、ドラムがしっかりとした下支えを担っているところが、これもまた見事

ベストは、あえてオリジナルの4曲めにしましょう。

"Live At Jamboree" Nicole Mccabe (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CR6T22J3/ )

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