"Trinity" 山口真文
山口真文さんは、自身のhp(https://mabumi.com/ )のプロファイルをみると、1970年頃から活動を開始した人ですが、自分の琴線にはこれまで一切引っかかってこなかった人。
先日、いつものお店でライブがあり名前を認知した次第。
そのライブには赴いていませんが名前はしっかり憶えまして、あるタイミングで図書館にあるのを見つけて借りてきて聴いたもの。
本作は2022年のアルバムで、それまで1998,2011,2017年とそんなペースでのリーダー作リリースだったようですが、最新作は2023年なので活動が再活発化してきているんだと思います。
"Viento" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CMPP9HH8/ )
本作のメンツは以下のとおり。ベースの小牧氏は初聴きですが1981生の中堅
山口真文(Ts,Ss)、小牧良平(B)、本田珠也(Ds)
演奏曲は以下のとおり、スタンダードを中心としたもの
1.Stella by Starlight
2.Round Midnight
3.Summertime
4.Someday My Prince Will Come
5.Solar
6.Everything Happens To Me
7.The Night Has a Thousand Eyes
8.Yearnin’
冒頭のイントロの独奏から、朗々と吹き鳴らしているその堂々とした佇まいに気圧されるような山口のサックス
淡々と4ビートをシンバルで刻むそのシンプルな佇まいが、余計凄みを感じさせる珠也のドラム
サックスに負けない太い音でこちらも淡々としたウォーキングがえも言われぬ凄みを感じさせる
3者が3様の凄みを醸す迫力の固まりのようなサウンドがとんでもない
ちょっとゆっくりめのミドルテンポで、しかも選曲がスタンダードだらけなので、より演奏の強度を求められるところを、予想以上の強度と迫力を魅せる演奏
ベストは6曲めにしましょう
"Trinity" 山口真文 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0B2PYVLV9/ )
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