"Adi Shakt" Vidya
Vidyaというインド生まれスウェーデン在住のミュージシャンのアルバム。
これが3枚めのアルバムになるよう。
いいよと紹介いただきそのまま聴かせてもらったアルバムなので、それ以外の詳細は不明だが、Disk Unionのサイト(https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008835111 )にいろいろ説明がありました。
メンツは1993年生のギタリスト、1944生のドラマーというような面々で、ギタリストは1作だけちょろっと聞いたことがありますが、いずれも参加作含め過去に紹介はしていません。
Vidya(Vo,Rhodes)、Rob Luft(G)、Magnus Bergstrom(B)、Jon Falt(Ds)
演奏曲は、共作含めすべてVidyaのオリジナルで全部で8曲。
1.The Ship
2.The Field
3.Woman
4.Desert Blues
5.My Little Sprout
6.Allt jag ber
7.Wohoo
8.Adi Shakti
曲としてはシンプルな拍と進行のフォーキーなものという感じ。
シンプルで叩き過ぎないドラムに、シンプルにメロディアスなベースによるリズム
アレンジは、トロピカル系、ファンタジー系という印象で、これはギターのRob Luftの、おそらくBill FrisellとかPat Methenyからの影響を感じさせるような音作りと、Vidyaの演奏している楽器がクレジット上Rhodesとなっているが、オルガン的というよりシンセ的なサウンドを多用していて、この両者のサウンドによる影響が大きそう
主題となるVidyaのボーカルは、中音域で肉厚な声音という印象。
インド出身とのことだが、とくに気になるようなクセがあるような感じはないか
ただ、歌い方にはちょっとクセがあって、自分の好みに合うかというと..。
解説を読むと、母親を亡くした経験からの発想であること、スウェーデン在住スウェーデン録音であること等を考え合わせると、個人的感覚としては温度感は高めで重苦しさはほぼ感じられないサウンドが出てきていることに驚く
聴いていて、気持ちが落ち着いていくような心地良い気分のほっこり系癒し系のサウンドって感じ
ベストは6曲めにします
"Adi Shakt" Vidya (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CZ8DK2RY )
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