魚返明未 ソロ(20240615)
前回の記録は昨年11月ですが、実はこの間(本年2月)にもソロがありましたが、そのときは行けませんでした。
"ソロ(20231118)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/501494788.html )
18時10分頃にお店に着いたら、すでに先客がいらっしゃいましたが、開演までにはほぼ満席、最終的には20人に達していたんじゃないかと推測。
魚返君は定刻ぎりぎりまで外出されてました。(11月のときもそうでした。)
ピアノの位置はいつも同様左側に引っ張り出してあって上蓋も少し開けてある。
定刻を5分も過ぎたところで開演。
おおよそ1〜 2曲ごとにMCを入れ、曲紹介と、その曲のエピソードなどを語るような感じで進行。
先日リリースされたトリオでの新作 "照らす" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CX8M7FQV/ ) の中からの曲でスタート。
演奏は、元曲のテンポは関係なくゆったりめなテンポで強い打鍵はあまり使わずというのが全体の印象
曲のタイトルが、"昨日の雨"、"照らす"、"夏の駅"のように情景を切り取ったような名付けなのが魚返オリジナルの特徴だが、まさにさまざまなシチュエーションでの静けさを音にしていくようなイメージの演奏。
饒舌でありながら五月蠅さを感じさせない
今回のライブは、唸る場面がこれまでに比べかなり少なく演奏もアグレッシブな方面に振れる場面も少なめ
だが、気合いが足りないわけでは当然なく、開始10分には滴るほどに汗をかいていたし、表情を見てても思い入れたっぷりにピアノに挑んでいるのが見て取れる。
たぶん、一番思い入れのある曲が、井上とのデュオ盤(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/487809305.html )の、サイクリングロードなんだと思うが、 2ndの中ほどで披露されたが、
たっぷりと時間をかけてじっくりと聴かせるような演奏だったのが実に印象的
選曲は、新作から6割、その他オリジナル 3割、スタンダード1割くらいの内訳だったか
1st 45分くらい、 2nd 60分くらいにアンコールにも応えてくれました
前日が新譜会(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/503656436.html )で、遅くまで呑んだくれていたので、この日は早々に辞してきました。
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