John Hebert, 魚返明未(20240708)
先日ソロライブを堪能した魚返君と、Fred Hersch Trioのベーシスト John Hebert とのデュオライブがありました。
魚返君の直近のライブ記は下記
"ソロ(20240615)" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/503664992.html )
John Hebert(B)、魚返明未(P)
今回の楽器配置は、ピアノは大きく動かさず右側、John Hebertは左側に立つ。
お客さんは、遅れてきた人もいたが、当然の満席。
定刻を10分も過ぎたところで開演。
強烈な歌心に裏打ちされたJohn Hebertのベースの創造性豊かなフレーズ
その手のひらに乗っているようで、果敢に自己主張を入れてくる魚返のピアノ
演奏曲はスタンダードを挟みながら、オリジナルも交えたもの
極端だが、ラファロエバンスの演奏を聴いているような、心地良い緊張感と、うっとりとした気分とを同時に体感するような演奏
魚返は、結局最後まで唸ることはなく本領とはちょっと違うかと邪推したが..。
本人曰く、初共演ということで、しっかり相手の音を聴きながら臨機応変に反応するように集中していたら、結果的に唸っていなかったような感じだったらしい(多少意訳)
楽譜の交換は事前にしていたかもしれないが、きっと本番2時間くらい前に初対面、リハーサルもそこそこに本番に臨んでいるはずなのだが、見事なコンビネーションの高クオリティの演奏は、やっぱりさすがだと感じられる。
1st setがおおよそ50分 2nd set 60分くらいにアンコールにも応えてくれ、大満足のほぼ2時間を過ごさせてもらいました。
終演後、ちょっと会話して、John Hebertと2ショット写真を撮ってもらい、嬉々として帰路につきました
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