"Sensual" Rachel Z
Rachel Zのリーダー作を買うのは、たぶんこれが初だと思います。
Rachel Zの名前は、たしか↓の頃に聞き知った記憶がありますが、これの邦題(あえて書かない)を見て買わないでいいやと思った記憶があります。
"First Time Ever I Saw Your Face" (https://www.amazon.co.jp/dp/B003YZ6V60/ )
参加作を探すと2008年、2011年と2021年のアルバム(とあと数枚)が出てきますが、
2008年がcharnett moffett のトリオ作
"Still Life" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a54497753.html )
2011年と2021年のは、Omar Hakimの入った作品
"Trio of Oz" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a60567318.html )
"Eyes To The Future Vol.1" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/484468494.html )
でありました。
本作は、、2人のDrummerと3人のBassistによるトリオの演奏が収められていますが、その中にOmar Hakimの名前も含まれます。
Rachel Z(P)
Omar Hakim(Ds:2,3,5,8,9)、Mino Cinelu(Per:1,4,6,7)
Tony Levin(B:8)、Matt Penman(B:1,4,5,6,7)、Jonathan Toscano(B:2,3,9)
演奏曲は、共作も含むRachel Zのオリジナルが8曲。最後の曲がBonus Track扱いでThe Foo Fightersの曲。
1.Save My Soul
2.What I Fear
3.Bodhisattva
4.Forgive Me
5.What About The Kids
6.Inamorata
7.Shephard's Lullaby
8.Sensual
9.These Days
Rachel Zのピアノは、少々シリアスめな気配を感じさせるが、総じて明るめな曲を跳ねるようなタッチで奏でる。
ドラム、ベースを複数のメンバーで分け合うが、ドラムはOmar Hakimがアップテンポの曲を前ノリで煽るような曲、Mino Cineluの方が抒情的な曲を担っているか。
ベースもMatt Penmanがよりメロディアスなフレーズ、Jonathan Toscanoがリズム感をしっかりと出すほうに注視するような感じに分けているような気がする。
演奏する曲によってメンツを入れ替えることで、より曲の魅力を明確に引き出すようなきめ細かい対応で表現のベクトルをより明確に表していると思われる。
8曲めだけTony Levinが入るが、ここだけエレベを使用した曲。
最後がThe Foo Fjghtersで、元曲は知らなかったのでネットで聴いてみたが、ノリの良いロックで個人的に元曲も好感触だったが、ここでの演奏もそれに劣らずかなり気持ち良く格好良い演奏だと思う。
ベストは3曲め
"Sensual" Rachel Z (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVTPLHZN )
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