"The Ballad of Hotspur" Molly Miller
Molly Millerは2021年にNo Trunksで開催された2021年の年間ベスト大会(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/485401891.html )で、村上マスターが紹介したアルバムで知った人で以下がその時のアルバム紹介。
"St. George" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/486688557.html )
先日、新譜情報をつらつらと眺めていたらミニアルバムが出ているのを見つけまして、その紹介記事が下記。
"Wild World" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/503793778.html )
さらにいろいろ眺めていたらもう1作出ているのを見つけたのでこちらもさっそく聴きました。
メンツは前作と同じ以下の3人。
Molly Miller(G)、Jennifer Condos(B)、Jay Bellerose(Ds)
演奏曲は詳細未確認だが、おそらく大半はMolly Millerのオリジナルと思われます。
01 Cine
02 Blues to Greens
03 Saddles Back
04 Orchids and Cowboys
05 66 West
06 In the End
07 Means to an End
08 What Do You Say to Heartaches // Chips Away
09 Head Out
10 In the Evening
11 2 West
12 When You See Me (Bonus Track)
程よくゆったりとしたテンポのいなたい系、ほっこり系という感じのロックサウンドで、コテコテというよりはあっさりめなテイスト。
アメリカーナの範疇に入るらしいが、それほど土着的な雰囲気は感じない
Molly Millerのギターはシンプルな音色で、しなやかなギタープレイが格好良く、心地良いサウンドを生み出している。
ベースとドラムも軽快なサウンドでバックアップし、伸びやかなギターを気持ちよく引き立てる役割を果たしている。
タイトルにバラードと入っているが、ゆったりとしたテンポである以外はあまりバラードらしいイメージは感じられない。
Hotspurがそそっかしい人ということらしいので、早合点的な意味でのこの曲調なのかもしれない
ギターだけでなく全体にホールトーンがかかっているのもほんわかとした雰囲気を醸しだすのに一役買っていそう。
ベストは10曲めにしましょう
"The Ballad of Hotspur" Molly Miller (https://www.amazon.co.jp/music/player/albums/B0CJ9R6J1F )
この記事へのコメント
モリーミラーさんが取り上げられ、嬉しく思いコメントを致します。
モリーミラーは今年発見したギタリストの中で一番見つけものだと思っている方です。女ジュリアンラージと評する向きもありますが、ほっこりサウンドと確かなテクニックで聞き飽きません。
彼女はギター芸術の分野でPh.Dを保有する才媛でもあるようです。
コメントありがとうございます。
自分も、今後も出たら聴くは続けると思います。たぶん
今後もよろしくお願いします。