"Epicenter Of Your Dreams" John Escreet
John Escreetのリーダー作は、時期は前後しているが近作は聴いていて、その紹介が下記
"Seismic Shift" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/497605945.html )
"Learn to Live" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/502479703.html )
John Escreetのちょっとクセのあるピアノの面白さに惹かれて、本作も購入を決めています。
メンツは前作の3人に、Mark Turnerを加えたカルテット編成。
John Escreet(P)、Mark Turner(Ts)、Eric Revis(B)、Damion Reid(Ds)
演奏曲は、John Escreetのオリジナル6局に、Stanley Cowell, Andrew Hill各1曲で全部で8曲。
1.call it what it is
2.the epicenter of your dreams
3.departure no.1
4.meltdown
5.trouble and activity
6.erato
7.lifeline
8.other side
ビート感希薄で複雑なフレーズのテーマといった曲調が多め
3曲めはがっつりの4ビートで、アルバムの中ではアクセント的な立ち位置になっている
個人的には耳に残ったのが、目立つわけではないが、流暢、メロディアスという感じではないが味わいのあるEric Revisのベース
無機的でありながらエモーショナルな雰囲気を醸し出すMark Turnerのサックス
おおよそMark Turnerの個性というか良いところがしっかり出ていて好感触
表現の幅が豊かで、美麗フレーズからフリーフレーズまで自在に操り、さらに無節操に音を振り撒いているようで、よくコントロールされたフレーズのように聴かせる技とか、なんだかんだで本作の聴きどころはJohn Escreetのピアノであるのは間違いのないところでしょう
ベストは5曲めにします
"Epicenter Of Your Dreams" John Escreet (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW9Y9YVR/ )
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