eFreydut(20241011)

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eFreydutは、本年4月頃にNYで録音したアルバムが出ています。
このアルバムのレコ発ライブを、ベーシストに三嶋大輝を迎えて行っています。
今回、その一環(というわけではないと本人は言ってましたが)としてのライブが、いつものお店であるってんでいそいそと出かけてきました。

eFreydutのメンツは
永武幹子(P)、大村亘(Ds,Tabla)、三嶋大輝(B)

舞台は、左端手前に、三嶋のベース、その後ろに定位置から引っ張り出されたピアノ。
ピアノの定位置にドラムセット、その手前にタブらという配置。
お店に着いたのは開店直後くらいで、リハーサル終了直後のようでした。
定刻を少し過ぎたところで、演奏スタート。
今回の選曲は、アルバムからの曲が半分、新曲が半分、1曲を除いてすべて永武 or 大村のオリジナル。
最初に曲紹介をしたあとは、数曲続けて演奏するという進行で、これは「難曲揃いで、演奏の集中力を削ぎたくないから(意訳)」とのことで、それだけ難曲揃いの選曲であるという証。
ただ、聴いているだけだと流暢に流れるようなフレーズが非常に心地良い演奏、たしかに拍は単純ではないのは判るのだが..。
曲は、アルバムの曲も新曲もノリの良い曲が多めで、しっとりめの曲は1曲くらいだったと思うが、それもいくぶんかは熱気を孕んだ演奏。
永武のピアノは、アルバムでも感じた通り、これまで多く聴いていたような演奏とは少し雰囲気が異なるような印象で、それがフリー濃度が希薄だからか、よりエモーショナルな演奏に振っているからなのか..。
興が乗ると首を上下に振り、キメでは首を左右に振り両者に合図を送る。
三嶋も2人の音をしっかり聞き取りながらの渾身の演奏、ソロではベースを抱えるように背を丸めての演奏が印象的。
そんな両者をがっちりサポートしつつ、しっかり煽るところはしっかり煽ってくるのが大村のドラム&タブラ。
とくにタブラが素晴らしい。

たしか、前半5曲で50分くらい、後半も5曲で55分くらいに、アンコールにも応えてくれました。
アンコールは来年米国でリリースされる大村さん参加のアルバム?からの曲を演奏して大団円
満足感たっぷりの演奏を堪能させてもらいました。次回もありそうな気配だったので楽しみに待ちたいと思う。

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