"Answer to Remember II" Answer to Remember
石若駿がリーダーを務めるAnswer to Rememberの2作めがリリースされました。
前作は2020年にリリースされた下記。
"Answer to Remember" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473155803.html )
しかし、相変わらず石若駿は主役脇役問わず、ジャズ非ジャズ問わず多彩な活動を続けています。
このバンドも1回だけかと思ってたんですが、2作めが出るってんで「へぇ」と思ってしまいました。
メンツは以下の通り。前作同様に若手、中堅にあたる面々を多く起用した布陣で、さらに曲ごとにゲストも入っているよう。ジャケの記載が面倒なんで細かくは確認してません。なもんで前作の紹介では割愛してたんですが..。
石若駿(Ds)、佐瀬悠輔(Tp)、MELRAW(As,G)、中島朱葉(As)、馬場智章(Ts)、若井優也(P,Key)、海堀弘太(P,Key)、Marty Holoubek(B)、Taikimen(Per)
KID FRESINO、HIMI、甲田まひる、ermhoi、Jua、Tomoki Sanders、KARAI、井上銘、閑喜弦介、二階堂貴文
演奏曲は下記14曲。ジャケでは曲ごとにフォントを変えててなんか意味があるのかもしれないが、全部石若のオリジナル。
1.ATR Theme
2.札幌沖縄
3.NEW POWER
4.Christmas Song II
5.KIMOCHIS
6.KWBR Kuwabara
7.Only Memory
8.Blue Jeans
9.Bim Bottle Circle
10.ONUSHIX
11.SKA ATR No.1
12.(つづく)
13.SEYA
14.KWBR Reprise
前作の記事で、SongBookシリーズが陰で、こちらが陽という位置付けというインタビュー記事を紹介しているが、そういう意味では本作もだいぶ陰の要素が強く出てきているような印象
石若が好んで多用している、固有のフレーズ、音使い、節回し、音の景色がふんだんに現れ、SongBookシリーズを聴いているのかと錯覚するくらいに感じられる場面すらあるような感じ。
当然のように、ボーカルはもとよりラップもボコーダーを使った変声も普通に起用せれているのは、時代の為せる技
これは、おっさんがとやかくいうフェーズはとっくに過ぎているのでノーコメントに徹することにします
石若節多めではあるがいろんな要素が詰め込まれているので、ベストトラックをどの側面で決めるか悩みどころではありますが、(いつも通り)深く考えずに…
ベストは4曲めにしましょう
"Answer to Remember II" Answer to Remember (https://www.amazon.co.jp/dp/B0D8VH4GZ8/ )
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