"Progress" 世田谷トリオ
世田谷トリオの2枚めのアルバムで、1枚めは2018年にリリースされています。
"Introducing Setagaya Trio" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64491031.html )
実際には、公式Bootlegなんてものも出ていて、その紹介が下記
"Live Bootleg Vol.1" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64637096.html )
"Live Bootleg Vol.2" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64637103.html )
この後ももしかしたら出ているのかもしれません。
ライブもちょこちょこ見てはいたんですが、CDを買うためにライブに行ってるというところもなきにしもあらず..。
"20160908" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63849052.html )
"20181011" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64627120.html )
"20240817" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/504419469.html )
本作も直近のライブに赴いた際に入手したものです。
上記の通り活動期間が10年になろうかというもので、これだけ続いているのも実は珍しいと思う。そのメンツは不変。
高橋佑成(P)、岩見継吾(B)、吉良創太(Ds)
演奏曲は、Joseeph Lacalle, Paul Motian, Thelonius Monkに、高橋佑成4曲, 岩見継吾1曲, 共作2曲で全部で10曲。
01 Omrai
02 Metsa
03 Hako
04 Amapola
05 Skip Song
06 K.O.G.S.
07 Setado Funk
08 Jarvi
09 Bird Song
10 Thelonius
高橋のエモーショナルな美しさと、アヴァンギャルドさとを併せ持った演奏に、個人的にかなり惹かれているピアノ
少しハネるように強いピチカート、ゴリゴリのアルコ弾き、を縦横無尽に駆使して演奏を煽ってくる岩見のベース
強力な煽りから爆発的な打数で攻め倒してくるこの勢いにピアノもベースも追従したりしなかったり
これは実際にライブで目の当たりにしたほうが間違いなくおもしろい
曲自体も高橋の多彩なスタイルをしっかり出し切れるような多種多様なものが並んでおり、3曲めのしっとりと美麗なものから、5曲めのフリー濃度濃いめの曲、8曲めのゆったりとしたワルツな曲、9曲めの訥々とした曲。
いずれも聴きどころがたっぷりあると感じられ、満足度は高い。
ベストは 5曲めでしょう
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