"Maple To Paper" Becca Stevens
Becca Stevensの新作です。
近作は、2021年の
"Wonderbloom" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/480133703.html)
2022年の
"& The Secret Trio" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/485220481.html )
となるので、2年ぶりの新作ということになります。
が、こっちの作品はイレギュラー的リリースのような気もするので、そうであればコンスタントに3年毎のリリースということになります。
本作は、SSWとしてのBecca Stevensを主題にしたものだそうで、ギター1本でソロにて作られたアルバム
アルバムのバックボーンは、柳樂氏のインタビュー記事(https://note.com/elis_ragina/n/n49bbec39ffb1 )があるのでそれを参照するのが良いと思います。
Becca Stevens(Vo,G)
演奏曲はすべてBecca Stevensのオリジナルで全部で14曲。
01 Now Feels Bigger Than the Past
02 Shoulda Been There
03 I'm Not Her
04 Hey, Bear
05 How to Listen
06 So Many Angels
07 Wild Eyes Open
08 Maple to Paper
09 If I Die Before You
10 Someone Else Again
11 Beast of a Song
12 Payin' to Be Apart
13 Rainbow Connection
14 The Fool Will Stay
全体に8ビート基調の牧歌的からロックぽいのまで振り幅はあれどフォークの範疇に入る様相の曲が並ぶ
ただし、アメリカぽいというよりかは欧州、とくに英国ぽい雰囲気を感じる曲が多い印象、個人の感覚間違いかもしれないが。
ギター1本だけでの演奏は、サウンドがシンプルではあるが、その分存分にちょっとザクザク感のあるギターをたんまり堪能することができる
これまでもそうだが、ボーカル曲でも歌詞はとくに意識して聴いていないが、本作についてのインタビュー記事などを読むと、母の死、出産と大きなイベントを経た時期に作成したものが含まれ、重い内容のものがあるらしい。
8曲めとか、感情的な音を聞かせる場面はあるか..。
ただ、全体として曲調はそう重苦しさを感じさせるものではない
それよりも、曲間での歌い出し前の息遣いとか呟き、子供との会話などが入っており、いろんな意味でのライブ感を感じさせ、そこがほのぼのとした雰囲気を醸しているような印象
ベストは5曲めにしましょう
"Maple To Paper" Becca Stevens (https://www.amazon.co.jp/dp/B0D6XYBW24/ )
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