"Code Derivation" Robert Glasper

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Robert GlasperのApple Musicでだけ公開しているアルバムを聴かせてもらうことができました。
1つは
そして本作。
このあともう1作出ているようですが..。
CDとしては、2022年に"Black Radio"の3作めがリリースされているが、調べると配信だけのリリースは他にもいろいろいくつかあるよう。

本作は、後述の通り最初にジャズな演奏を披露しているが、そのメンツが豪華で豪華で..。面容は下記確認してください。
Robert Glasper(P)、Walter Smith III(Ts)、Marcus Strickland(Ts)、Keyon Harrold(Tp)、Mike Moreno(G)、Vicente Archer(B)、Kendrick Scott(Ds)、
Jamari(Rap)、MMYYKK(Rap)、Oswin Benjamin(Rap)、
Taylor McFerrin(Vo,Prod)、Hi-Tek(Prod)、Black Milk(Prod)、Kareem Riggins(Prod)、Riley Glasper(Prod)

演奏曲は、同じタイトルが2作ずつ並んでいまして、これは先にジャズな演奏を聴かせて、続けてヒップホップ寄りの演奏を聴かせるというコンセプトによるもので、曲はすべてRobert Glasperのオリジナルでよいと思う。(未確認)
01.Soundcheck One
02.Say Less
03.Say Less
04.Wake Up
05.Wake Up
06.Madiba
07.Madiba
08.AJ’s Vibe
09.AJ’s Vibe
10.Waiting on Arrival
11.Waiting on Arrival
12.Rm 112
13.Rm 112
14.Soundcheck Two
15.M&M March

ジャズな演奏もグラスパー濃度濃いめの演奏で、オーソドックスなスタイルとは一線を画すようなサウンド
曲によっては充分とんがってるなと感じられるものも。
ヒップホップ寄りのパートは、テンポを変え、ビートを変え、管楽器の音が大きく加工され、リズムがより明確に提示され、緩い低音がズーンと響くのが特徴的か。
さらにボーカル、ボイスが入ってくるものも。
個人的主題はジャズ部分になるのはこれまでの趣向的に間違いないのだが、その奏者が尋常でなく格好良いが、良いメンバーが揃っているだけのクオリティを聴かせるので、それだけで満足度は高い。
同じ曲で2種の毛色の異なるサウンドを並べて聴かせる度胸とセンスと嗜好とは、Robert Glasperならではなんでしょう

ベストは12曲め

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