2024年のBEST3
このBlogは2005年開設なので、来年20周年になります。
個人的環境はいろいろ変わっておりますが、これからも似たようなペースで続けられればと思っております。
CDは相変わらずコンスタントに購入していますが、円安で輸入盤が高値安定、某通販サイトでは相変わらず入荷が芳しくないという状況に変化なし。
どうしても聴きたいけど入手できないものは配信とかDLとかを駆使して聴く場面も発生しています。
とはいえ、今年も新譜会はしっかり4回開催できましたし、このblogでの新譜紹介も同じペースで続けることはできました。
年間ベストについては、例年の通り順番をつけないで3枚と特別賞1枚を選びました。
"Life Songs" Marshall Gilkes (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/502018852.html )
曲の美しさを損なわず、それでいてテンションを上げていくような即興が実に見事。
個人的な気分としては、初めてMaria Schneider(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a49866431.html )を聴いた時のような衝撃を感じながら聴いた作品。
"Good Company" Art Hirahara (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/505685880.html )
多過ぎず少な過ぎずの気持ち良いところを絶妙についた音数で、抒情的な響きが非常に心地良い3者のサウンドが見事に融和してえも言われぬ音世界を構築、瞬間的にはフリーな展開も見せるところが侮れない。
個人的にかなりはまって聴いていた作品。
"standards" Yotam Silberstein (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/504599725.html )
待望していたyotam silbersteinのstandard集。
期待した通り、テーマと即興の演奏に集中しているような演奏で、個人的にYotam Silbersteinに期待したい演奏がたっぷりと堪能できた作品。
特別賞
"照らす" 魚返明未 (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/504213530.html )
美しさのなかに、耽美な響き、ゴージャスな雰囲気、美麗なフレーズ、そして激しさを感じさせる場面とさまざまな表情をたっぷりと詰め込んだピアノが実に心地良い。
魚返の凄さを垣間見せた作品。
この記事へのコメント
Art Hiraharaは聴きなおしたいと思います!
僕が今年良く聴いたジャギ関連作は…
Dave Douglas - Gifts
Robert Glasper - Code Derivation
Dayna Stephens - Closer Than We Think
CD Magnus Ostrom & Dan Berglund - e.s.t. 30
あとリリースほやほやですがインパクト大なのは
Oz Noy-Fun one ですね~
実り多き一年でしたm(_ _)m
コメントありがとうございます。
>僕が今年良く聴いたジャギ関連作は…
みごとにかぶらなかったですが、それだけ良い作品が多かった1年だったんだと思います。
>あとリリースほやほやですがインパクト大なのは
Oz Noyは自分も入手出来てて、ちょろっと聴きましたが、とっても良さそうな気配でした!
>実り多き一年でしたm(_ _)m
御意であります♪