魚返, 中島, 手島(20231222)

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国分寺市の公民館のイベントで無料ジャズライブがありまして、その告知をみつけてすぐに予約をいれたもの。
ジャズのライブではありますが、AM10:30~ という、ある意味凄い時間の開催です。

そのメンツは以下のとおり。
魚返のライブは何度も見てますが、管楽器の入ったものは数少なく、個人的にはレアなものであります。
ベースの手島はライブでもcdでも初聴きでした。
魚返明未(P)、中島朱葉(As)、手島甫(B)

ほぼ定刻に職員による解説のあと、メンバーが登場して開演。
メンバー紹介、かんたんな曲紹介から1曲めは、Someday My Prince Will Comeから。
市が主催ということで、しっかりとパンフレットが用意され、そこに公演時間、プロフィールと演奏曲とが書かれています。
なのでどんな曲を演奏するかというというわくわく感がないのだけがちょっと残念。

中島の速いフレーズからサブトーンを効かせたフレーズの終わらせかたとか、なかなかにエモーショナル。
ドラムレスのなか、手島の手堅いベースが良い感じに推進力をとっていて、ソロも数曲で披露して良い味を出していく。
魚返は、フロントに管が入るので音数は若干控えめにはなるが、オリジナル曲ではイントロと最初のソロをとるような感じ。
少ない音数のなかでの攻めた合いの手の入れ方なんかも、さすがにしっかり楽しませてくれる。
普段ジャズに馴染みのない人もいる前提で、技巧的なアドリブで熱い演奏を繰り広げるような展開は期待できないと当初予想していたが、必要以上に過激にはならないが、しっかり原曲をすっとばすようなアドリブを繰り広げていて侮れない。

1stセットは、すべての曲の前に曲紹介し、さらに1曲めと2曲めのあいだでは長めにジャズの話、楽器の話とデモなどを披露
3曲めで小学生のクラリネットをゲストとして招聘(市内在住とのこと)
2ndセットは、1stセットが超押したので、3曲連続で演奏して、最後の曲が終わったのが定刻の10分後。
それでもアンコールにも応えてくれました。

セットリストは以下のとおり。
Someday My Prince Will Come
Anthropology
夏の駅

East of The Sun (and West of The Moon)
もず
The Christmas Song
照らす

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