"Understory: Live At The Village Vanguard" Ben Wendel

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Ben Wendelのリーダー作を聴くのはこれが4枚め。
過去の記事は以下の通り。
実は、とくにBen Wendelを意識して聴いている感じではなく、メンツの良さで買いを決めていることが多いというのが実情
本作はLinda May Han Ohの参加とライブ盤であることが気になって買いを決めています。

メンツは以下のとおり。しかしLinda May Han Oh以外も良い面々を揃えています。
Ben Wendel(As)、Gerald Clayton(P)、Linda May Han Oh(B)、Obed Calvaire(Ds)

演奏曲は1曲を除いてBen Wendelのオリジナル。3曲めがFerde Grofeの曲。
1.Lu
2.Proof
3.On the Trail
4.Scosh
5.Jean & Renata
6.I Saw You Say
7.Tao

非4ビートでちょっとクセのある曲が並んでいるような印象
ただしリズムはしっかり感じられるので、聴いている範疇では、そう難易度が高い感じではない
とはいえフレーズを追っている感じでは演奏する側にとっては相当な難易度のような気がしている
そんなテーマをサックスとピアノがユニゾンする場面が何度か登場するからそのテクニックが相当のものであることは間違いない。
Ben Wendelのサックスが気合いが入っていてもハードさが際立たないところがあって、聴いている身がヘヴィにならないところも聴きやすさに繋がっているか
シンプルなリズムが繰り返される曲が多めで、そこが少しメカニカルな雰囲気にもなっていると思われるが、でもこの繰り返しが高揚感にも繋がっていて、ライブの熱さと相まってCDで聴いていも気分がのってくる。

ベストは6曲め

"Understory: Live At The Village Vanguard" Ben Wendel (https://www.amazon.com/dp/B0DB3RG3FW )

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