"Little Big III" Aaron Parks
Aaron Parksのリーダー作は、ここ最近は"Little Big"と冠されたものが連続でリリースされており、これがその3作め。
過去作は、2018年, 2020年にリリースされている。
"Little Big"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64679613.html )
"Little Big II" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/476192314.html )
前作の紹介文に、メンツが不変なのでこのユニット名がLittle Bigなんだろうと記載してますが、本作はドラマーが変わってました。
そのJongkuk Kimは韓国系のドラマーで、自blogを漁るとMike DiRubboのリーダー作で叩いてました。
"Inner Light" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/502057615.html )
Aaron Parks(P)、Greg Tuohey(G)、David Ginyard Jr.(B)、Jongkuk Kim(Ds)
演奏曲は、Aaron Parksが5曲, Greg Tuoheyが3曲, David Ginyard Jr.が1曲のオリジナルで全部で9曲。
1.Flyways
2.Locked Down
3.Heart Stories
4.Sports
5.Little Beginnings
6.The Machine Says No
7.Willamina
8.Delusions
9.Ashé
ベースとドラムのリズムが主体のような印象の曲が並び、テーマかそれに類するフレーズはピアノとギターのユニゾンが主体となっている。
ピアノがリーダーだが、テーマでもソロでもあまり目立った所作は見せず、音数もそう多くなく派手な立ち回りという感じではない。曲によりエレピも登場する。
そういう意味では、ギターのほうが派手な振る舞いをしていて、ピアノソロからのギターソロでの音色含めての派手さが際立っている。
ベースはエレベで、こちらもメロディアスに旋律を奏でていくスタイルが主体で、ともするとピアノより目立っているようなところも
1曲め8曲めのようなノリの良い疾走感のあるリズムの曲があったり、6曲めのようにドラムだけが超高速に攻め立てる曲があったりするが、いずれの曲もリズムがはっきりしていて、テーマはゆったりめな流れ。
全体に攻めた所作はあるにしてもあまり鋭角的ではないサウンドなので、聴いていてとても心地良いサウンドに仕上がっている
ベストは8曲めにします。
"Little Big III" Aaron Parks (https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD2Q4QF6/ )
この記事へのコメント