"United" Dave Holland

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Lionel LouekeとDave Hollandの共演は、自blogを漁ると2016年のAZIZAというユニット名(=アルバム名)の作品があります。
オールスター的なメンツで、そのライブBootlegと含めて紹介しており、その記事は下記のとおり

これがきっかけになったのかは定かでないが、そんな両名のデュオ作ということになります。
Lionel Loueke(G,Vo)、Dave Holland(B)

演奏曲は、WayneShorterが1曲(11)で、それ以外はすべてLionel Louekeのオリジナルで全部で11曲。
1.Essaouira
2.Pure Thought
3.Tranxit 05:39
4.Chant
5.Celebration
6.Stranger In A Mirror
7.Yaoundé
8.Life Goes On
9.Hideland
10.Humanism
11.United

Lionel Louekeらしいアフリカなサウンドを元としたサウンドイメージ
デュオとはいえベースとギターとなると通常はギターが前面に出るようなバランスを予想するが、ここではLionel Louekeのボイスも入るにも拘らずほぼ対等の立場での演奏になっているところがミソ。
Dave Hollandのしっとりとメロディアスでしっかりとした音色のベースが全体をしっかり引き締めるように作用していて、その存在感と全体の土台とをしっかり締めている。
それが故に、ギターの軽やかに気持ちよくかき鳴らされるサウンドとそこに重なるボーカルとが、こちらもしっかり見事に映えて、得も言われぬ音世界を構築しているような印象。
Lionel Louekeのアフリカンなサウンドってそこそこクセがあって鼻につくことがあるが、ここではそのクセが気になる前に、全体のサウンドに魅了されているような感じで素晴らしい。

ベストは8曲めにしましょう

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