"Montreal Jazz Festival 1989" Pat Metheny Group / Trio

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1989年にPat MethenyがMontreal Jazz Festivalに出演したとき記録がCD3枚に収められているBootlegを購入したのでその紹介。。

Pat Metheny GroupのBootleg音源の所有一覧を毎回記しているのでここも再掲。探せばまだまだいくらでも他の音源は売ってます。
 1977 "Blue Asphalt"
 1977 "A New Phase of The Guitar"
 1979 "Clouds"

 1981 "Jaco""Salt Lake"
 1983 "The Windup"
 1984 "Live Circle"
 1989 "Montreal Jazz Festival 1989" これ

 1992 "In Concert"
 1995 "Autumn Leaves"
 1998 "Live in Baden-Baden"

 2002 "London 2002"
 2005 "Casablanca GoodBye"

Disc1,2がPat Metheny Groupの演奏で、メンツは黄金期である下記。
Pat Metheny(G)、Lyle Mays(P)、Steve Rodny(B)、Paul Wertico(Ds)、Armando Marcal(Per)、Pedro Aznar(Per)
Disc3がトリオでの演奏で、音源としては下記が同じなんでしょう。
メンツは以下のとおり。上の記事にも書いてありますが、このトリオはレア音源といえると思います。
Pat Metheny(G)、Charie Haden(B)、Jack DeJohnette(Ds)

演奏曲はDisc1,2は当時のPMGの十八番といって良い選曲。
Disc3は"Rejoicing"に近い選曲なのがPat Metheny Trioのこちらも十八番といえそう。
Disc 1
1.Phase Dance
2.Have You Heard
3.Every Summer Night
4.Change Of Heart
5.Better Days Ahead
6.Last Train Home
7.First Circle
8.Scrap Metal
9.Slip Away
10.If I Could
Disc 2
1.Spring Ain't Here
2.Straight On Red
3.Are You Going With Me
4.The Fields, The Sky
5.Are We There Yet
6.(It's Just) Talk
7.Letter From Home
8.Beat 70
9.Minuano (Six-Eight)
10.Third Wind
Disc 3
1.Blues For Pat
2.Tha Bat
3.The Calling
4.Segment(inc)

Groupの演奏である2枚は、音は正直あまり良くはないが、ベースの音程がわかるくらい低音もしっかり入っていて、かろうじて許容範囲という感じ。
ただし、演奏はほぼ完璧と言って良いクオリティで、演奏曲数の多さと相まってPedro Aznarの入ったベストメンバーのライブをたっぷりと堪能でき、全体としての満足度は結構高め
何回か聴いていたのですが、そのうちの大半をLyle Maysのサウンドだけを注視して聴き進めてみたんですが、
バッキングはエレガントで隙がない盤石なものだし、ソロは美麗な旋律でありながら挑戦的だったりアグレッシブに攻めた演奏をしていたりと、あらためてLyle MaysあってのPat Metheny Groupであることをあらためて認識したようなところも。

Disc3のTrioは、Charie Hadenのアコベが高音を積極的に駆使してSteve Swallowを彷彿とさせるところが特筆だが、4曲でThe Callingが異様に長く、4曲めは途中で切れるとちょっともの足りないつくり。

ベストは、ちょっと粗さも出ているDisc2の9曲めにしましょう。

"Montreal Jazz Festival 1989" Pat Metheny Group / Trio

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