"Lion Dance" Matt Slocum Trio

2_697.jpg
Matt Slocumを聴くのはこれが初のようだが、過去作を眺めてみると5~6枚のリーダー作が過去にあり、Gerald Clayton, Walter Smith III, Dayna Stephensらとの作品が出てきてなんでこれまで巡り合わなかったんだろうと思うくらいだが、ジャケの抽象的なイメージから避けていたのかも
過去作を1つだけ挙げておきます。
 "With Love And Sadness" (https://www.amazon.co.jp/dp/B09PHT6425/ )

本作は、ピアノレスのサックストリオで作られたもので、過去のリーダー作にこの構成はなかったよう。
Matt Slocum(Ds)、Walter Smith III(Ts)、Larry Grenadier(B)

演奏曲は、Matt Slocumのオリジナルが5曲に、Vernon Duke, Gordon Jenkins, Thelonious Monkで全部で8曲。
1. Consolation Prize
2. Dettifoss
3. What Is There to Say?
4. Lion Dance
5. This Is All I Ask
6. Castle Canyon
7. We See
8. Persona

最近ちょっと多めなサックスワンホーンであるが、そのフロントにWalter Smith IIIが座るトリオ作
サックストリオというと得てして、フリー濃度濃いめの激しさを追求したような作品が多いイメージだが、本作は粗さを気にしない熱さだけの演奏という類ではなく、4ビートを基調としていて曲の良さアドリブの匠みさを駆使した、多少なりとも地に足のついた演奏を主体としたもの。
そんななかでもだいぶ温度感は高めな感じで、そこが本作の気持ちよさに繋がっているような印象
フロントのサックスが目立つのは当然としてことのほかLarry Grenadierのベースが良い仕事をしている
メロディアスでありながらサックスのバックアップ的好サポートをもしっかりみせるのは、名手ならでは
リーダーであるMatt Slocumのドラムは全体のまとめ役のつもりかもしれないが、そう前面には出てこない感じ。
サックスとベースが名手なだけに、前面に出ていけないだけだったら。。。だが、そうではないんでしょう。

ベストは2曲めにしましょう

"Lion Dance" Matt Slocum Trio (https://www.amazon.co.jp/dp/B0DJHHPVFJ )

この記事へのコメント